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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

救いの全行程を示す聖なる幕屋  第18回

2016年07月04日 | 日記

したがって、キリストの血によって贖われたクリスチャンは、必ずその結果聖別され、従順な人に変化するのです。使徒パウロは次のようにクリスチャン生活を説明しています。 「また、わたしたちもみな、かつては彼らの中にいて、肉の欲に従って日を過ごし、肉とその思いとの欲するままを行い、ほかの人々と同じく、生れながらの怒りの子であった。しかるに、あわれみに富む神は、わたしたちを愛して下さったその大きな愛をもって、罪過によって死んでいたわたしたちを、キリストと共に生かし――あなたがたの救われたのは、恵みによるのである... わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。神は、わたしたちが、良い行いをして日を過ごすようにと...」(エペソ2:3-5,10)。

   聖所を通して知る聖さ

 今、聖所に戻って聖所制度が述べているクリスチャンの聖なる生活の意味を見てみましょう。聖所制度は、聖所の外庭にある祭壇(十字架)で子羊(キリスト)を屠ること(神の大いなる愛)を通して、真に悔い改めて罪を捨てることを決心した罪人が、今は信仰によって大祭司であられるイエス様に従って、聖所の中に入って、クリスチャンとして聖さに生きることを学ぶことを象徴的に描写しています。幕屋の第一の部屋の中には金の燭台と食台と香壇があります。第一の部屋の中にある器具と祭司の活動は、聖所の外庭で罪を悔い改めることで許され、義とされた人が、今どのようにすれば与えられた義、つまり私達の生活を通して現されるキリストの義をどのように保ち、また守り続けていくことができるかについて教えています。また、聖なる生活をおくることを可能としてくださる恵みを、そして助け主であられるイエス·キリストの働きを示しています。

 そうです。許されたクリスチャンは、過去に犯した罪の奴隷状態から解放され、勝利の生涯を生きることができるのです。神様が与えてくださる恵みと許しのみにとどまることはありません。恵みは、神様の力を意味する言葉です。神様の恵みとは、人間を罪から救うことができる神様の力を指しています。恵みは習慣的な罪の束縛から罪人を救ってくださる、神様の権能を意味しています。恵みは、罪のために霊的な死の状態にあるため、神様を知りも信じもしない人を霊的によみがえらせ、立ち上がらせる神様のみ力を指し示す言葉です。テトスへの手紙で、パウロは恵みを、教え、働かれる神様の力であると説明しています。「すべての人を救う神の恵みが現れた。そして、わたしたちを導き、不信心とこの世の情欲とを捨てて、慎み深く、正しく、信心深くこの世で生活し、祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神、わたしたちの救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むようにと、教えている」。(テトス2:11-13)