ⓐ 新エルサレム城の大きさ
その城の大きさは、どのくらいでしょうか?ヨハネの黙示録21章16節を見ると、「都は方形であって、その長さと幅とは同じである。彼がその測りざおで都を測ると、一万二千丁であった。長さと幅と高さとは、いずれも同じである」とあります。
聖書に出てくる新エルサレム城の大きさを換算してみると、その城壁は完全に立方体で、周囲が約3,000㎞で、城の一面が約750㎞位になります。その広さは具体的には、アメリカの5つの州、バージニア、コロンビア、ペンシルベニア、ニュージャージー、ロード・アイランドを合わせたくらいになります。その巨大な城壁の中にニューヨークほどの都市が450個ほど入ります。
ⓑ 新エルサレム城の景観
ヨハネの黙示録第21章には、エルサレム城の景観が描写されています。そのようすは、言葉では表現できないほど、美しく輝いています。その城壁は極めて貴重な宝石のようで、碧玉と水晶のように清く澄んでいます。また、その城の12個の基礎石は各々違う宝石で出来ていることが分かります。
使徒ヨハネは、彼に示された幻の中で新エルサレムの栄光の姿を見て、そのきらびやかさに気を失いそうになりました。彼が幻の中で城壁に近付き、12個のそれぞれ違う色の宝石からなる基礎石を見ると、その光り輝く宝石一つ一つに、名前が刻まれていました。その基礎石の中から、自分自身の名前を見つけた瞬間の感激を想像してみてください!
その城の道は、ガラスのように清く輝く純金で出来ており、大きな門は1つの大きな真珠で出来ています。その城には、太陽や月の光は、必要はありません。なぜなら、神様の小羊の栄光の光でいつも明るく照らされているからです。それはどんなに美しい光景でしょう。神様が、私たちのために準備された場所・・・その美しさと栄光は、人の目がかつて見たことがなく、想像することも出来ないほどなのです。