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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

救いの全行程を示す聖なる幕屋  第24回

2016年07月10日 | 日記

3.大贖罪日に私たちがしなければならない義務

 地上の聖所の模倣的奉仕において、大祭司が至聖所に入ると、全イスラエルの家は、聖所の周りに集まって罪の赦しを受けて会衆から絶たれないために極めて厳粛な態度で神様の前に心を備えるように求められました。そうであるなら、私達は天の聖所で、今進められている実際的な大贖罪日において、クリスチャンが天の大祭司(イエス·キリスト)の働きを理解して、自分たちがしなければならない義務を悟ることがどれほど重大でしょうか!

 人類は、神が憐れみによって送ってくださった警告を拒絶しながら、無事に済むことはありません。ノアの時代には、天から一つのメッセージがこの世に与えられましたが、そのメッセージを受け取る態度次第で人の救いが左右されました。警告を無視した結果、神様の聖霊は罪深い人類から去られ、彼らは最終的に洪水で滅びました。アブラハムの時も、ソドムの凶悪な住民はこれ以上許すことのできない罪の升目を満たしてしまいました。それゆえ恵みは取り去られ、ロトとその妻と二人の娘以外のすべての人が天から降ってきた火によって滅ぼされました。また、キリストの時代にもそうでした。神の御子は、当時の信じないユダヤ人に「見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう」(マタイ23:38)。と宣言されました。

 無限の力をお持ちのお方は最後の時代を予見し、「自分らの救となるべき真理に対する愛を受けいれなかった」者に対して、「そこで神は、彼らが偽りを信じるように、迷わす力を送り、 こうして、真理を信じないで不義を喜んでいたすべての人を、さばくのである」(テサロニケ第二2:11,12)。と宣言されます。彼らは神様のみ言葉の教訓を拒絶する時、神様はご自身の聖霊を取り去り、彼らが望み、好む欺瞞の中に引き渡されます。

しかし、キリストは、今も人々のためにとりなしておられるので、光を求める者には、光が与えられます。預言者は「その来る日には、だれが耐え得よう。そのあらわれる時には、だれが立ち得よう。彼は金をふきわける者の火のようであり、布さらしの灰汁のようである。彼は銀をふきわけて清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように彼らを清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる」(マラキ3:2,3)。と述べています。

 イエス様が再臨される直前、人類の恵みの期間が終わり、天の聖所でのキリストのとりなしの働きが終わる時、この世に生きている人々は、聖なる神様のみ前で仲保者なしで立つようになります。その衣はしみもしわもなく、彼らの品性は、振りまかれた血潮を通して罪から清められる必要があります。彼らは神の恵みと各自の地道な努力によって、悪との戦いに勝利者になる必要があります。天で審判が行われている間、この世で生活する神様の民の間には、清め、罪を捨てる特別な働きがなされるべきです。

 この働きが完成される時に、キリストに従う人々は、このお方の再臨を迎えるための準備を整えることとなります。「その時ユダとエルサレムとのささげ物は、昔の日のように、また先の年のように主に喜ばれる」(マラキ3:4)ようになります。主の再臨の時に、主ご自身のものとして受けられる教会は「しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会」(エペソ5:27)となります。その時、教会は「このしののめのように見え、月のように美しく、太陽のように輝き、恐るべき事、旗を立てた軍勢のような者」(雅歌6:10)となるでしょう。