詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

祝う日に

2010年01月02日 16時23分00秒 | Weblog
恙無く 家族揃って 祝う日に

   今日の幸 明日の幸を 陽に願う

                                               


    【冠 句】  美しき朝 満身に享く慈の光

    【短 歌】  つつがなく家族揃ひて初詣弓矢携えし児を我が肩に

    【俳 句】  祝い箸名前の書ける孫三人

    【冠 句】  年酒酌む 晴れて祝辞を息子に譲り

    【冠 句】  灯が溢れ 不揃いの餅笑いあう

    【冠 句】  皆飾る 夢を書き込む花暦


                          灯の中で 家族の温み 分かち合い

                                しみじみと 暦に埋める 明日の夢
            


明けましておめでとう御座います。

多くの皆様の足跡に、感謝の気持ちが満ち溢れています。

心新たにキラキラと、「詩の雫」を ”夢の雫”にと願って、今年も明日の夢を

詠んでいきたいと思います。

またお立ち寄り下さいます様に・・・お待ちしています。







   ≪よかったなぁ≫      
                         まど・みちお

    よかったなあ 草や木が
 
    ぼくらの まわりに いてくれて

    目のさめる みどりの葉っぱ

    美しいものの代表 花

    かぐわしい実


             よかったなあ 草や木が

             何おく 何ちょう

             もっと数かぎりなく いてくれて

             どの ひとつひとつも
  
             みんな めいめいに違っていてくれて


    よかったなあ 草や木が

    どんなところにも いてくれて

    鳥や けものや 虫や 人

    何が訪ねるのをでも

    そこに動かないで 待っていてくれて


              ああ よかったなあ 草や木がいつも

              雨に洗われ 

              風にみがかれ
  
              太陽にかがやいて きらきらと



                    ・・・素敵な詩に出会えました・・・   
コメント (4)
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