詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

花菖蒲

2010年05月12日 11時26分18秒 | Weblog
にっこりと 微笑み咲きし 花菖蒲

    懐かしく 母の姿を 重ね見る
                               


     [短 歌] 着ることもなしと思いし着物見つ思いたどれば裁ち切りがたし

     <川 柳> 思い出はずっと小指に残ってる

     『俳 句』 青饅や厨に眩し割烹着

     【冠 句】 淡い思慕 鍵掛けたまま色褪せず

     【冠 句】 花菖蒲 亡母の残像微笑みて



 
  五月の風に揺れて、庭の菖蒲が微笑んでいるかのように、咲いています。

  母が残した鉢植えの葉もぐんぐん伸び、花が開く日を待っています。

  青ネギのぬたを並べた夕餉の膳に、夫と在りし日の母の姿を、、、偲びました。


               


  ........................................................................................................................

  <若葉の峠>

  一つの峠を越えてホッと息をついたら、また次に峠が控えていて、
  その峠を越えると、やっぱり次にまた峠がつづいていて、
  だからとめどもなく峠がつづいて、果てしもない旅路である。

  これもまた人生の一つの真実である。
  真実であるかぎり、これは誰も避けられない。
  避けられなければ、やはりただ懸命に歩むほかないであろう。

                   (道をひらく) 松下幸之助氏著作より 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする