詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

桜に癒えて・・・

2011年04月07日 11時07分37秒 | Weblog

                   避けられぬ 時の流れに しずむ日も

                           生きる道 明日に繋げて 立て直す

 

   『俳 句』  春秋や児に手を取られ道渡る

   『俳 句』  売り家の目印となる辛夷かな

   【冠 句】  町暮れる 光と影の彩を変え

   【冠 句】  時は未だ 同じ重さの闇を耐え

   【冠 句】  駅時計 追憶の糸巻き戻す

   【冠 句】  いつの日か 沈む瀬もあり浮かぶ瀬も

   【冠 句】  声を上げ 未来へ翔る児の讃歌

   【冠 句】  児の瞳 試練を明日に撥ね返す

 

日常のふとした事に、過ぎ行く年月の寂しさを、春の風にも愁いを感じます。

人は齢を重ね、生きるが為の折り合いをつけて、一日一日を精一杯明日に繋げて

生きているのだと思います。

少しずつ復興に向けての動きも見えてきました。

仮設住宅の入居、集団避難、一時帰宅、避難所での囲い設置、分散学校、、、、

まだまだ酷い環境の中、心を一つにして耐えておられる被災者の方々の日々を思い、

<同じ思い>で胸を痛めております。

元気な子供達に勇気を貰い、決して諦めず、何時の日か町に灯りが戻る事を信じ

笑顔が戻る日を願い、今日の一日を明日に繋げてお過ごし下さいますように、

祈り続けています。

         

        待ち兼ねた春の桜が咲きだしました。

        流す涙に少しでも心が癒されればいいなぁ~と思います。

 

                        (ポパイさんの素敵な写真に、私の心を添えて・・・)

 

 

 

コメント (8)
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