辿る日に 生き甲斐となす 詩のみち
培って いつか咲かせる 夢の花
【冠 句】 愉しい地 句会に集う湖の駅
【冠 句】 湖目覚め 四方に思惟の波打たす
【冠 句】 明日へ継ぐ 詩の流れを掌に享けて
【冠 句】 活き返る 一字差し替え花咲く句
【冠 句】 その一語 耳を傾け晴れし視野
【冠 句】 語りつぐ 句の真髄を追い究め
【冠 句】 待ち焦がれ 本流となる我が人生
今、春の花が、庭や野山を彩り、咲き誇っています。
風にゆれ微笑む花弁は、明日の希望を信じて、一生懸命生きているように思えます。
私の<生き甲斐>となっている「冠句」の道を振り返れば、届かない山・深い谷・長い坂を
思う、長いスランプも挫折も何度かありました。
迷う日々の中で、捨てられなかった「冠句」は、生きる支えであって、明日を探る杖とも
なっていると思います。
所属サークルの多くの先生方から享ける言葉、句友達との触れ合いや良き刺激の仲で
一つ一つ学んでいく色々な事に知識を深め、視野を広げる幸せを感じます。
歴史のある先師の風雅を享け、心に響く詩が詠めるよう努力を積み重ね、いつかきっと
”わたしの華” を、綺麗に咲かせたいと、願っています。
今日の小さな鼓動を明日につなげれば
いつかきっと夢の山へ辿り着けると信じて
さぁ、心新たにして 一歩を前向きにして
力強く 自分らしく 生きてゆこう!