詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

彼岸会に・・・

2011年09月19日 14時55分13秒 | Weblog

 

            安らかな 眠りを祈り 偲びし日

                  手を合わせ そっと手向ける 彼岸花

 

        【冠 句】   町外れ 寄り添い眠る父母の墓

        【冠 句】   岐れみち 父の尊厳思い遣る

        【冠 句】   石の肌 水子に詫びる赤い花

        【冠 句】   傷残す 涙の供花に痛む胸

        【冠 句】   彼岸会に 未だ埋めきれぬ淋しさも

 

   二十日は彼岸入り、静かに佇む墓石が色々な供花に彩られ、故人の霊を偲ぶ

   それぞれの思いが見えてきます。

   戦没者の名前が並ぶお墓、小さな石が一つ置かれた水子のお墓、今は無縁仏となっ

   て苔むしたお墓、一人の人間がこの世に生きた証の石碑に、命の重みを感じます。

   晩年、病に苦しんだ義父の在りし日の姿が今も胸に痛み、義母の姿も偲ばれます。

   この8月には、主人の従兄弟も逝き、義父母の傍のお墓に眠りました。

   身近な縁者を送ることも年々増え、だんだん淋しくなってくる年齢を、深く感じ、、、

   「お墓参り」に行ってきます。

 

                         

 

    <感謝の心は大海の如く広々としてまず自分自身を救う>

  今日もいい言葉に出会えました。お立ち寄りいただきまして有難うございます。

                                

                                  

 

   

   

コメント (6)
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