詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

相寄る樹

2016年02月02日 14時51分32秒 | Weblog

 

先日の雪もやっと解け、今日は良いお天気の「洗濯日和」となり、

朝から頑張りました。気温は低くとても寒いですが、主婦の仕事も捗ります。 

昨夜から海釣りに出かけた主人から今メールが入り、「今晩泊まる。明日帰る」 

そっけない伝言ですが、内心ウキウキ!

今日は食事の支度はパス、大好きなギターの練習に打ち込めます。

年の離れた夫ですが、とても元気で好奇心旺盛、趣味が一杯あり、

余生を満喫しております。

寒かろうが暑かろうが、海にいれば生き返るらしく、まるで少年のようなキラキラ

した目をして、足りぬ時間を追いかけて遊んでいます。 

健康を維持し、一度の人生をお互いに支えあって毎日を満たし活きたいなぁと

願っています。 つまらない喧嘩も時々しますが、、、

気まずさを翌日に引きずらないようにして、家庭の灯に小さな幸せを感じながら、

一日一日を大切に過ごしたいと思います。 

さて、大きな魚を明日のお土産に期待して、古いランクルで無事帰還を祈ります。

 

結社の句誌が届きました。 

毎回自信の無い成績に、怖々後ろから開く句誌ですが、、、

今回も色々な刺激を貰いました。

 

         声浄し 兄の叱咤は亡父の如

         声浄し 類なき愛詩に澄み

 

         或る一夜 貪り読みし罪と罰

          (講評)ドストエフスキーの長編を一夜で読み切れるもの

          ではないが、読み始めて引き込まれてゆかれたのだろう。

          実は私も青春時代に読んだのだが、どうもあのロシア人の

          名の長さにうんざりして気が入らなかった。

 

            或る一夜 胸騒ぎする風の笛

            日を数う 白寿を活きて生きたいと

            ふむ轍 平和の意義を問い放きぬ

            相寄る樹 老いの添え木に子も孫も

            雪明かり 剋って明日の絵浮き上がる

            高い階 一段毎に得る自信

 

 

            

 

 

 3月のギター発表会に向けての練習に熱が入ります。 コーラスの新しい楽譜

「365日の紙飛行機」に元気を貰い、冠句の春祭りの作品準備に意気が上がります。

 毎日沢山の閲覧を頂き、励みになりとても嬉しく思います。

   

                 ☆ 今日もありがとうございます ☆

   


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