詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

光る気脈に ☆

2016年03月19日 12時01分53秒 | Weblog

漸く体調が戻ってきましたが、今は体力の過信をしないで、ぼちぼち過ごしています。

コーラスの練習に行きましたが、時々声も掠れ、お腹から声を出すのは、疲れました。

ギターも疲れが残らない程度に、ぼつぼつ復讐や予習に向き合っていますが、こちらの方も

休憩を取りながらの練習にセーブしています。 

また炎症が逆戻りしない様に決して無理をしないで、健康に自信を持てるように、温かい

春の日が来るのを待っています。

孫たちも夫々卒業式を終えました。 生徒会活動を一生懸命頑張ってきた上の孫は、

式辞の中で感極まって大泣きしたらしく、息子夫婦たちも胸が一杯になった様子に、

私達も、胸が熱くなりました。 

下の孫は、帰宅後スーツ姿で此方へ直行!晴れやかな笑顔のスナップ写真が撮れました。

この子は、緊張感で膨らむ涙をぐっと堪えて、、、同じ兄弟ながら性格が違います。

すくすく真っ直ぐ育っている3人の孫、4月の入学式、始業式に大きな夢を馳せています。

ささやかですが、家族の幸せに感謝して、お赤飯を炊き、ケーキでお祝いしました。 

明日は、母の病院に行ってきます。 (好物のコーヒーゼリー、ナッツケーキを準備して)

ちぐはぐな会話に、重い気持ちを引き摺って帰宅するのかな? いい日でありますように・・・

 

 

                       気脈を感じます

 

届いている結社の冠句誌、嬉しい講評もありました。 また頑張れるかな~と思えます!

 

              鳴く鴎 どんどん翳る里景色

           鳴く鴎 戻れぬ故郷晩照に

           募る思慕 今日も見つめてくれる星

                (講評) 実際には見つめているのはこちら側だが、思いに

                     ふけって見つめる星が語りかけてくれる気にもなるもの。

                     一つ輝く金星などはそんな気にさせてくれる。

              募る思慕 帰郷誘う鳥の声

           麗らかに ま白き障子春陽透く

              閉じる幕 献体に赴く亡友眩し

           閉じる幕 哀しき儀式茶碗割

           こぶし咲く 光る気脈は挫折から

                (講評) 葉に先立って、握りこぶしを思わせる蕾をつけた

                      早春の花は雨、風、忍ぶ挫折の道から這い上がる、

                      強い心と精神力に立ち向かう、血の通う人間の性根を

                      据える、心意気に一筋の光を見い出す。

                      作者の感銘の心に拍手を送りたい。

             

             『 初春冠句事始式 』 

              海嘯す 生きろ生きよと神の声

           小さな手 マシュマロみたいな孫を愛で

           声集う 素通り出来ぬ七十年

           声集う 団塊世代さあ始動

                   (嬉しい位置の賞も得て、今年の良きスタートになりました)

   

 

 

                            

                  花から、元気な声が聞こえてきます。    

 

                  今日もお立ち寄り頂き、ありがとうございます・・・


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