詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

少しずつ

2010年06月25日 16時36分42秒 | Weblog
それぞれに 手探りながら 生きる日に

    少しずつ 確かな明日が 見えてくる





                     『俳 句』 道草の子を窘める蝸牛

                     【冠 句】 悔い少し 心の鏡拭き直す

                     「川 柳」 失敗も生きる自信の一つにす

                     【冠 句】 言葉得て ハンディキャップ撥ね返す

                     【冠 句】 若い眉 反撃に出る自信の瞳

                     【冠 句】 吹っ切れて 風の匂いを持ち帰る

                     『俳 句』 推敲を重ねし作句梅雨の夜




     一つの事を成し遂げる迄には、多くの失敗や挫折、諦め、悩みがあって、、、

     その長い道を少しずつ辿っていく中で、人の優しさ温もりに支えられながら、

     自分らしく生きてゆける径を、見つけられるのかなと思います。





       




      ....................................................................................................................

<花になる>

           強い風にふるえても 冷たい雨に打たれても
           空を見上げている 花になりたい

           春夏秋冬と時が過ぎても 遠い夢に逢うまで
           終らない心の旅

           がんばれ いつの日か花になる だいじょうぶ
                  
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨みどり | トップ | 明日の詩 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お見事です! (ポパイ)
2010-06-28 18:43:36
こんにちは
句のことはよくわかりませんが

「吹っ切れて 風の匂いを持ち帰る」この句が 心に響きました♪
返信する
ポパイさんへ (ポエム)
2010-06-28 19:03:01
嬉しいコメントを有難うございました。

「吹っ切れて・・・」この冠句は、所属結社の「6月号塔誌」で嬉しい選を頂いた句です。
ポパイさんにも共感して頂けて、又新たな喜びが戻ってきました。(#^.^#)  
返信する
Unknown (花キャベツ)
2010-06-28 21:16:42
・悔い少し 心の鏡拭き直す

この句いいですね。共感するところ大です。

・吹っ切れて 風の匂いを持ち帰る

この句も大好きです。

<花になる>の最初の2行、大事にしたいですね。

今日短歌コンクールの賞状が来ました。「佳作」でした。半年前に投稿していたのでどんな歌か忘れていたのですが見て思いだしました。その程度の歌ですがその内にお目にかけます。

返句(川柳)
・偶然に良妻賢母引き当てる…叱られそうな句になりました。
返信する
花キャベツさま (ポエム)
2010-06-29 13:43:15
コメントを有難うございます。

自分の日常から生まれた冠句に、同じ共感を感じて頂けると本当に嬉しく励みになります。

四季に触れる色々な風の色や匂いに心が癒されます・・・

返信する
少しずつ (直樹)
2010-06-30 21:37:43
「少しずつ」を冠題に頂いて

少しずつ 詩に深まる秋の空

少しずつ 道を確かむ靴の音

ゆっくりと少しずつ、人生を味わいたいものですね。
返信する
直樹さま (ポエム)
2010-07-01 15:35:22
ありがとうございます。
同じ趣味の直樹様と、冠句をより深く学びあえる事を、嬉しく思います。

少しずつ頑張って、短詩文芸を楽しんで、又作句には苦しんで(^_^;)、一段一段上に向かっていきましょうね。

直樹さんの素敵な冠句2首、じっくり読ませて頂きました・・・
返信する