生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

楽しみ生きる、わざ 技とすべ 術:芸術

2011年02月14日 11時43分13秒 | 美術/絵画
2011年2月14日-1
楽しみ生きる、わざ 技とすべ 術:芸術


 サリュ・スピリチュアル vol.3(2011年1月10日、大蓮寺・應典院発行)15頁に、「無縁社会を結縁社会へ。アートは都市を再生するか。」という記事に、連続セミナー「現代アートと大阪のまちづくり」が開催されたとあった。

 「現代アートと大阪のまちづくり」の第5回記録(2010年11月17日(水))は、
http://citesalon.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=71

にあり、永田宏和氏が「まちを“アーツ”で編集する」と題しての講演。


  「アートではなく「アーツ」にしているのは、狭い意味でのアート(=芸術)ではなく、グラフィックデザイン、コミュニケーションデザイン、建築などを広く視野に置きたいためです。……
   アプローチそのものがアーティスティックであることが、+artsの基本的な概念です。」

と述べている。

 第6回の秋田光彦氏(大蓮寺住職・應典院代表)「いま大阪で、アートに求められているもの」では、

  「■アートの原意は「美しき技術」~人と人との関係を紡ぐ「技」

   アートはギリシャ語の「アルス(ars)」を語源にした言葉で、もともと「高度な技」転じて「創意」の意味で使われたと言われています。……そう考えるとアートとは額縁に飾った絵画、舞台で演じる演劇だけでなく、もっと広い意味で、作品そのものだけでなく、ふるまいや関係性も含めて考えるべきものです。」

と言う。artは、わざ [技または芸]、であり、すべ [術(手段)]である。
 創意工夫することは楽しい。問題解決のわざを、実践的に磨こう。そして、創造的に創造しよう。
 まずは、近くの画廊を覗いてみるのもいいのでは?

関西の1・2月分イベント・展覧会スケジュール
http://www.art-express.co.jp/guide-net/schedule.html