生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

風間虹樹絵画作品展示の案内

2012年04月16日 12時27分33秒 | 美術/絵画
2012年4月16日-3
風間虹樹絵画作品展示の案内

 1. 第62回記念モダンアート展で奨励賞受賞作の、
  〈斥力ゆえに世界は切り、裂き、張り、在り、いのち。いのち、、〉
   縦165x横165cm[S50の菱形展示]
が、下記の第62回記念モダンアート展 京都展の第5室に展示されます。

□ 第62回記念モダンアート展 京都展 □
 会期:2012年4月24日(火)~4月29日(日)
 時間:09:00~17:00(午前9:00~午後5:00)[入館は16:30まで]
 会場:京都市美術館
 入場料:大人700円、大学生と高校生350円、中学生と小学生は無料。
http://modernart-kyokai.com/

 なお、本展(東京都美術館、上野)で展示された、
  〈いのち。いのち、、、[秘数七にもとづく、<(。)、>の戯れ]〉
   縦162x横162cm[S100]
も展示されるかもしれません。

 
 
 2. 下記の アートムーブ2012絵画コンクール展 では、風間虹樹製作の
  〈いのち。いのち、、、(あるいはフクシマ業焔)【メルトスルー〔ルビ〕】〉
   510×600mm。板にジェッソ、墨、アクリル。
が展示されます。

□ アートムーブ2012絵画コンクール展 □
 日時:2012年5月11日(金)11:00~18:00
        5月12日(土)11:00~20:00
        5月13日(日)11:00~17:00
        5月14日(月)11:00~19:00
 会場:大阪市立総合生涯学習センター ギャラリー
    大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第二ビル5階
    電話:06-6345-5000(代)
 接近方法:JR北新地駅の東改札口前より第2ビルへ直通
      JR大阪駅より徒歩8分
      地下鉄梅田駅より徒歩8分
      地下鉄西梅田駅から近く
 入場料:無料
http://www.potatochips.co.jp/index.html
http://www.potatochips.co.jp/contest/tenrankai/2012/2012artmove.html

 
 
 3. 日本芸術センター記念入選作家展 風間虹樹展 ~いのち。いのち、、、~

 風間虹樹の個展〈いのち。いのち、、、〉が、下記のように、2012年5月25日から神戸芸術センターミューズアーケードで開催されます。

 □ 日本芸術センター記念入選作家展 風間虹樹展 ~いのち。いのち、、、~ □
 会期:2012年5月25日(金)~6月16日(土) [会期中無休]
 時間:10:00~17:00 [午前10時~午後5時]
 場所:神戸芸術センター2階 ミューズアーケード
     神戸市中央区熊内橋通7-1-13
      山陽新幹線または地下鉄の新神戸駅(三宮駅から一駅)から歩いて数分
      阪急または阪神の三宮駅から歩いて約20分
      JR三ノ宮駅から歩いて約20分
 入場料:無料
 主催:日本芸術センター
http://www.art-center.jp/kobe/
 の右方の「神戸受賞作家展」をボタン押し(クリック)してください。その画面で下方三欄目です。

〈いのち。いのち、、、〉展 への口上
 いのち。たち(あなた、われわれ、山川草木、……、大宇宙)は、形と色をまとい、この世界で、永遠にひとときを戯れています。わたしたちが生きるこの世界という舞台もまた、生命の現われ、つまり、光の現われに他なりません。
 わたしは、絵具が自然な形で画面に存在するように、自然な重力や乾燥過程を利用した絵具配置方法を開発し、いくつか組み合わせて絵画を製作しています。そして、そのような有機的抽象絵画を配置して、いのち。たち、つまり様々な光の現われ、を創出し、いのち。があやなして彩る場(あなたに光作用する空間全体)を展示会場に作ります。
 一目瞭然。百聞は一見にしかず。絵画は、眺められて光り輝き、楽しまれて歓びに溢れます。
 多様な〈いのち。〉が、《いのち、、、》しつつ、あなたをお待ちしています。

□ 風間虹樹の絵画活動歴 □
1948年 尼崎生まれ。大阪と京都の育ち。
2006年 絵画をはじめる。
     平原社展(~2011)。
2007年 全日本アートサロン絵画大賞展(~2009)。
2008年 道展(~2009)。
2009年 個展〈生命宇宙祭典〉(北斗病院、帯広)
     モダンアート展(~2012)。
     上野の森美術館日本の自然を描く展。
     抽象三人展(ギャラリーたぴお、札幌)。
2010年 北海道抽象派作家協会展。
     現代美術インディペンデントCASO展2010。
     平原社美術協会会友。
     日本芸術センター第4回絵画公募展審査員賞。
2011年 アートムーブ2011絵画コンクール展(~2012)。
     個展〈いのち。乱舞、、、〉(神戸芸術センター)。
     日本芸術センター第5回絵画公募展。
     モダンアート協会会友。
2012年 アートスペース亜蛮人闇鍋展。
     第62回記念モダンアート展奨励賞。




逆さ虹 an upside-down rainbow

2012年04月16日 09時36分59秒 | 詩 poetry
2012年4月16日-2
逆さ虹 an upside-down rainbow

 某先生と車中で話していると、逆さ虹を二回見たことがあると。
 逆さ虹というのがあるのを初めて知った。そういえばと、iPhone中の画像で確認すると、
  an upside-down rainbow

http://pub.ne.jp/1trinity7/?entry_id=4257814

だった。逆さにすれば虹のような上に凸の弧になると書いてあったのだと思い込んでいた。いつもの早とちり。これは、
  一つの逆さ虹
だったのだ。

 で、下記のBrian Williams さんによる逆さ虹状の署名を参照のこと。



 逆さ虹が沿っているのは、Ralph Waldo Emersonによるもので、

  The eye is the first circle; the horizon which it forms is the second;
  and throughout nature this primary figure is repeated without end.

とある。トンデモナイ的に試し訳すれば[20120416]:

  眼  は一番目の輪;
  地平線
____________________________________________________________
     は二番目のを形成する;
  自然の 隅  から  隅 まで、
   この原初の衣装は
    、繰り返し、
     、繰り返し、
      、繰り返し、
       、(果て無く)、
        、繰り返し、
         、繰り返し、
          、繰り返し、
______________________、(果て無し)_______________________________________________________
___________________________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________________


 

美術修行2012年4月13日(金)

2012年04月13日 08時12分26秒 | 美術/絵画
2012年4月13日-1
美術修行2012年4月13日(金)
鍵語:自然美、構図、光図 photograph 写真、光子絵画 photon picture、

 自分で作ったものを、たとえば模型のようにして、写真として提示する場合。
 他者が製作したものを配置して光図として提示する場合。



 立体視の削除。四次元投射としての表面体。
 
 『自然』が製作したものを、あるいは個々の自然たちが偶然か多少必然的にか配置してまたは配置されている状態を、光図として提示する場合。










 構図(物体配置、色彩値計算、)における左右と上下の問題。重力作用の転換。






美術修行2012年4月10日(火)

2012年04月12日 08時39分21秒 | 美術/絵画
2012年4月12日-1
美術修行2012年4月10日(火)

 ピーチに初乗りした。




 ↑:節電であろう。階段に見立てて降りた。



 降りると、草花芸術が待っていた。いや、石ころ芸術か。どっちが主役? ありとあらゆるすべてが主役。

 関西空港→新千歳空港着。


 JRの切符を買う画面で、札幌へは1040円、その右に新札幌へは850円と表示。む、札幌市民ギャラリーの最寄り駅のバスセンター前には、地下鉄一本で行けたのではないか。ままよ、新札幌までを買う。
 新札幌でバターラーメン600円。爪楊枝の立体芸術があった。



 新さっぽろから地下鉄東西線。バスセンター前までは280円。
 おお、記号芸術! 切符芸術!!! 物質的構成で分類すれば、紙と鉄粉?芸術。写真は芸術か? その意味(こころ)は? ならば、あるいはむしろ、ところで、写真は記号か?
 そういえば、近代美術館の最寄り駅は、西18丁目で、このまま乗り越せばよい。何をやっているのかiPhoneすると、なんと、阿部典英展。乗り越し料金は30円。


 2012年4月10日(火)。阿部典英のすべて 展/北海道立近代美術館/コレクション展との共通券で1200円。


 ↑:もっと切り詰めれば(たとえば下部半分ほどをバッサリする)、想像力に訴えて、雪芸術と化すのか?

 地下鉄で、西18丁目→バスセンター前



 2012年4月10日(火)。第39回北海道抽象派作家協会展/札幌市民ギャラリー/入場無料。

 



 ↑:歩道橋芸術。

 

 少なくともこの辺りの創成川は、三面張りコンクリート芸術のようだ(見事な効率最大化的幾何学)。『ターミネーター』でジョンは追いかけられて、三面張りの川(むしろ巨大な水の無いドブ)をオートバイでブッとばした。それが三面張りだということは、或る新潟大学教授に京都府南部での里山で教えてもらった。

 

  2012年4月10日(火)。道都大学3人展「こっそりネジョコ展」/ギャラリーたぴお/入場無料。
 ネジョコとは、ネモトリサ、オジョー、ミウラショウコの集合名らしい。
http://nor-hay.g-tapio.main.jp/?eid=959124

 


 

 ん00,000,000円という彫刻。黒色のは、六本木で見かけた。
 大丸美術画廊は、閉まっていた。草間弥生(の版画?)展が終わったところだったようだ。


爪楊枝絵画考

2012年04月09日 23時26分08秒 | 美術/絵画
2012年4月9日-2
爪楊枝絵画考

 彩色した画布を小さくくるくるっと巻いて、爪楊枝の大きさと形状にする。爪楊枝絵画である(と名付けよう)。
 画布は黒色に一様に塗ってあるとする。するとこれは具象絵画か? 
 自然界または人工界に観察される対象を、なんらかの側面について絵画で『再現する』。そのような場合を、(仮に)具象絵画と呼ぼう。
 色彩が似ていなくても、(『似ている』という概念は、検討を要する)、形態が似ていなくても、人は想像力を使ってか、既知の物体の種類に同定しようとする。
 さて、色彩は似ていないが、形状は似ている場合、それは爪楊枝を『描いた』のであろうか? 爪楊枝を想起せずに、くるくるっと巻きたかっただけの場合は? 結果として形状は似たとしよう。しかし、棒状の物体は、爪楊枝に限らない。ではそれは、棒を描いたのか? いや、たまたまだれかが棒を描いた絵画だと主張しているだけではないか? 何の根拠があるのか? 
 逆に、だれかが、爪楊枝を画布に模写したしよう。それは、爪楊枝を対象としたには違いない。しかし、表現したかったのは、爪楊枝ではなく、それから想起してもらえるかもしれない、心細い感情だったかもしれない。ただし、心の内容は他人にはわからないから、確証困難である。人の言うことを、明白な矛盾とかいったことが無い限り、信じるほかない。
 ……


 分類の落とし穴。
 ペンギンしか、鳥類の属員として地球上に存在しない場合。


 

美術修行2012年4月8日(日)-1/佐川美術館

2012年04月09日 09時01分41秒 | 美術/絵画
2012年4月9日-1
美術修行2012年4月8日(日)-1/佐川美術館

http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
 2012年4月8日(日)。ブライアン・ウィリアムズ 曲面絵画誕生展/佐川美術館入館料1,000円。
 2012年4月8日(日)。〔樂〕吉左衞門X Au-delà 言語の彼方へ/佐川美術館。

 新快速大阪発08:00。なんとか席に座れた。満席。戦闘車内で立っている人は、30人を越える。
 京都08:29着、(頭頂付近のたんこぶはまだ引っ込まない)、さむ、寒、コートかジャンバーを羽織っている人多し。
 湖西線、京都08:41発に乗り換え。09:05堅田着。大阪から堅田は1110円。堅田からバス09:26発で琵琶湖を橋跨ぎ。
 
 










佐川美術館着。バス390円。
 前日の便利店で前売券を買っておけば200円割引だったのだが買い忘れたので、入館料1,000円。館内に入れば、どの展示も何回でもあちこち見る事ができる。







 


 『ブライアン・ウィリアムズ 曲面絵画誕生展』の図録は、1850円。積んであった一冊を会計処に持っていくと、すでに署名入りの本に取り替えてくれた。さらにふと見ると、『曲面絵画誕生 ブライアンの目』があった。二つ一緒に買えば、4500円との表示があり、差額を払い追加購入した。

 10:58、エントランスホールに80人くらい。
 11:00のトーク、お話し。多人数で、ギャラリーでのトークは無理なので、二つの作品が展示されているホールのみでのトークに変更(この後の二回とも100人くらいで、同様の措置となった)。
 大変有意義。鍵語:写真、抽象、具象、曲面。(2冊の本を検討して、後に論述する予定。)


 入口左手に掲げられた嘉田由紀子滋賀県知事の「ブライアン・ウィリアムズさん 曲面絵画誕生展に寄せて」のなかの文を下記に引用する。
  「
   地震・津波からはどんに時間がかかろうと日本人は蘇る
      生き物の営みが生きているかぎり日本人は蘇る

  でも、原子力発電所の事故からは、放射能の怖さからは蘇れない
   人と自然のかかわりの原点をみつめなおす機会をくださった
             ブライアンさん
              ありがとう
                   」(図録、3頁)


 Brian Williams 氏の虹の架け橋状のサイン〔署名〕[ブログ掲載承認済]

 KN用に(指図芸術 instruction artについては後記する予定)、サインをもらった。多くは中表紙の左頁の白い頁だが、Emersonの詩を囲むように書いてほしいと頼んだら、逆さまにしたらrainbow形になるように、署名してくれた。どうもありがとう。

 レストラン、相席可、不可の欄に気がつかなかった。椅子が2脚で美術館のデータベースが見れるパソコンのある机でもある食卓に案内された。鴨の山椒煮そばセット1400円を注文した。
 あまりにも味が無い。汁がないぞ。よく見ると、つゆの入っていそうな容れ物が机隅のほうにあった。全部ぶっかけた。画像を
 メニューにあった、ふなずしアイス、450円。鮒寿司の飯、いい、を使ったチーズ風味のものだと。賞味はまたのときに。













大飯原発3、4号機の再稼働反対

2012年04月06日 17時40分44秒 | 放射能
 毎日新聞2012年03月31日地方版によれば、

  「関西電力大飯原発3、4号機の再稼働反対を訴え、小浜市の明通寺住職、中嶌哲演さん(70)が26日から、県庁1階のロビーで断食を続けている。口にするのは水のみ。連日、宗教者や支援者ら20~30人が体調を心配して訪れ、一緒に断食をする人もいるという。中嶌住職は「『フクシマ』だけではまだ懲りていないのでしょうか」と訴える。」
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120331ddlk18040709000c.html

ということである。

 毎日新聞2012年03月04日地方版
によれば、

  「原発のない社会の実現を考える「“いのち”から原発を考えるシンポジウム」(毎日新聞奈良支局など後援)が3日、橿原市大久保町の県社会福祉総合センターで開かれた。」

とのことである。

  」

 毎日新聞2012年02月18日地方版によれば、

 「◇“いのち”から原発を考える--〔奈良脱原発ネットワーク代表/奈良〕堀田美恵子さん〔略〕
 『エネルギーを考える』などと大きく構えると、焦点がぼけてしまいます。私たちが最も大事にしなければならないのは“いのち”です」




しどけなく、おほほな、肢体または姿態[全篇掲載]

2012年04月05日 10時18分16秒 | 美術/絵画
2012年4月5日-2
しどけなく、おほほな、肢体または姿態[全篇掲載]


〈絡み合い、いたわりあい、ねそべりあう、肢体たち〉


〈つるされて(これが正常)、倖せ、それとも不仕合わせな、肢体たち〉


〈傷ついて、舐めり合う、ジャジャンカな、肢体たち〉


〈すっく、スック、素津苦な、肢体複雑系〉

   南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
 
 
 したがって、われわれは撮る。撮る。撮る。
 肢体の姿態を。
 たとえば、植物では頭は根であり、幹枝は胴体であり肢体である。
 
 かくて、支離滅裂、世界は分岐を永遠に続ける。
 そうして、可能的多様世界は実現する。

 たとえば、
 
  ジャジャンカワイワイ、 キラキラヒカル オナラ
   ジャジャンカワイワイ、 キラキラヒカル 夜はオワラナイオミナエシ
    ジャジャンカワイワイ、 キラキラヒカル 昼
     ジャジャンカワイワイ、 キラキラヒカル オナベ
      ジャジャンカワイワイ、 キラキラヒカル オオオオオ
     
てな具合である。


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 註1。第一行。第一並びの脚韻=い、 第二並びの脚韻=う、 第三並びの脚韻=あ。
    第二行。第一並びの脚韻=い、 第二並びの脚韻=う、 第三並びの脚韻=い。
    第三行。第一並びの脚韻=い、 第二並びの脚韻=う、 第三並びの脚韻=う。
    第四行。第一並びの脚韻=い、 第二並びの脚韻=う、 第三並びの脚韻=え。
    第五行。第一並びの脚韻=い、 第二並びの脚韻=う、 第三並びの脚韻=お。
 終脚韻は「あいうえお」という有り難い高等技法を使っている(あいうえお脚韻行渡り技法)。
 また、最終行は「オオオオオ」と累積連結技法(累積的に連なって結び[産び、おむすび]を総合的に表現する技法)という無責任な下等技法も使っている。
 なお、五行説の実態は不明。

 註2。入沢康夫1955『倖せ それとも不倖せ』をごく一部引用。引用は下記掲載の復刻正補2冊版(昭和46年7月5日発行、書肆山田、650円+補編850円、B19710811)による。



 註3。註の連なりの方が全体として詩的だったりして。