菅原あさみピアノ教室

宮城県富谷市 ピアノ教室・レッスン日記

宮城県芸術協会ピアノコンクール 予選

2016-02-14 | コンクール
「宮城県芸術協会ピアノコンクール」
〈中級A〉〈中級B〉55人全員の演奏を聴いてきました。


〈中級A〉
皆ステージマナーが立派で、自己主張できる。
指がしっかりしていて、腕の使い方も上手。
強弱の表現、左右の音量のバランス、フレーズの歌い方が上手な子が多く、レベルの高さに感心しました。
その反面、和声進行や調性感などアナリーゼがわかる表現、人を魅きつける音を持っている子は、少ないと感じました。

〈中級B〉
高学年の参加者が多く、皆よく勉強しているのが伝わってくる演奏でした。
バロック・古典の課題曲を、節度を持って、かつ個性も出して二曲揃えるのは大変な集中力。
強弱だけの表現でなく、打鍵・離鍵の種類が豊富で、音色感のある演奏に魅きつけられました。


どちらの部門も、
⚪︎それぞれの課題曲レベルの曲を、普段からたくさん弾いているかどうかで、演奏力・安定感が違う。
⚪︎テクニックやソルフェージュ力も必要。
⚪︎ピアノはもちろんのこと、様々な音楽に触れ、総合的な音楽力があるか。
いい演奏を目指すには、色んな角度からの勉強が必要であり、コンクールの準備期間だけでなく、年間を通して日々の勉強の仕方が大事だと強く感じました。


教室から参加した二人の生徒達は、レベルの高さに物怖じせず、立派に演奏できたことがすごい
こんなに弾けたっけ⁉️なんて、自分の生徒とは思えないような、不思議な感覚で演奏が聴こえてきました(^^)

本選に向けて、新たな目標に向けて、今回できたことと足りない部分、自分で気づいてこれからの取り組みにつなげてほしいと思います。


今日はバレンタインデー
甘いものを食べて疲れを癒し、また明日から頑張りましょう!

コメント
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