約2か月のレッスン休止。
毎日が時間との戦いのような生活から、曜日感覚がなくなり、時間の流れもゆるやかに感じています。
レッスン休止期間中でも勉強は進めたいという生徒が多く、生徒の半数以上がオンラインでレッスンを受講しています。
♫動画のやり取り
これまでもお休みの時などにやっていたので、今回の休止期間中も半数の生徒が動画レッスンでテキストを進めることができました。
お家での練習動画を送ってもらい、私からアドバイス動画を返信。
それを何度も見返しながら練習し、また動画を送信してもらい、⭕️をあげて新しい宿題を出す、このサイクルを毎週できた生徒は、かなり指導効果がありテキストもどんどん進めることができました。
動画は送られてきた時だけ見て、注意を忘れ自己流に戻る、難しいと行き詰まりモチベーションダウン、動画の送信ができず進まなくなるといった事もありました。
宿題や課題を明確にする、送信日を決める、自分で注意を書き込む、お家の方の負担を減らすため自撮りにするなど、徐々に自分のペースを作れるようになった生徒もいました。
動画の返信に替え、たまにビデオ通話で直接話してみるというのも、長い休止期間には効果ありでした。
♫リアルタイムレッスン
FaceTime、zoom、Google duoのビデオ通話を使ってのレッスンは、今回初めてやってみました。
まずは友達と試してみて、中学生の生徒にモニターレッスンを受けてもらい、できること・できないことを確認。
練習法やポイントを直接伝えられるメリットがあり、通常レッスンに近い形で進めることができました。
部分的な練習をしていないと途中から弾くことができなかったり、レッスンを受けながらささっとメモを取るのが難しくスクショを活用、言葉がけよりカードの方が反応良かったり、工夫次第でまだまだレッスン効果は上がりそうです。
通信環境や通信速度により、音や画面が止まりやすいなど、できることが限られる場合もありました。
♫zoomグループレッスン
これも友達や中学生の生徒達に協力してもらい、試行錯誤を重ね、小学生2グループやってみました。
5〜6年生のグループは、画面の操作も受け応えも落ち着いてでき、企画すればいつでもできそうな手応えあり。
4年生以下は、画面に向かって話す、ノートを見せる、聞く、お家の方のサポートがあってレッスン成立といった感じ。
何回かやりながら、一人でも受け応えできるように慣れていってほしいです。
どちらのグループも一曲発表してもらいましたが、お家での演奏を聴き合うのは初めての体験。
皆それぞれお家で頑張ってる様子を見ることができたのも、励みになったのではと思います。
自分が勉強するという意識、自主性が大事なのは、対面レッスンもオンラインレッスンも同じ。
今回はお家の方の沢山のご協力があって、オンラインレッスンをすることができました。
生徒本人が自主的にレッスンを受講できるような働きかけが必要であり、まだまだ工夫が必要だと感じました。
来月から対面レッスンを再開する予定でいますが、オンラインレッスンも研究を重ねながら継続していきたいと思います。