菅原あさみピアノ教室

宮城県富谷市 ピアノ教室・レッスン日記

アナリーゼ

2016-04-14 | 講座
今日はアナリーゼの講座を受けてきました。

楽譜を見ながら、和声進行や反復・縮小・拡大など、曲の内容がどうなっているか、すごく頭を使った二時間。

アナリーゼは、自分が自由に弾くための方法であり、一定のルールに基づいて考えたなら、どう弾いてもいいと先生はおっしゃっていました。

講座で取り上げたハイドンのソナタ。
主題の提示、推移、和声進行、何をやっているかがわかり、増6をどう弾こう?なんて考えながら練習するのは楽しく、帰ってから何回も弾いていてしまいました


「アナリーゼ」というと、難しそうな気がしますが、レッスンでは生徒達もやっています。
導入レベルでも、曲の場面分け、同じところと違うところを探して色分け。
セオリーで理論の知識がついてきた高学年は、調性、和声進行、終止、ゼクェンツなども理解しています。
曲の内容をわかったうえで、「どう弾きたい?」
というのが大事なところ。

言われたように指示どおり弾くのは、しつこく何回も言われればできるけれど、内容を自分で理解し、考えぬいた末に出てきた表現が、本当の個性であり、演奏力アップにつながるのだと思います。


私のアナリーゼの基礎は、大学時代に受けていた、和声と対位法のレッスン。
ピアノは、指を動かして弾いているだけでは上手くならず。
あの地味な勉強が、こんなに重要だったとは‥
今になって実感しています^^;


コメント
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