発表会まで後3週間。
苦戦していた曲は、なんとか暗譜、形になってきました。
普段練習を休みがちな子も毎日ピアノに向かっていたり、本番に向けて意欲の高まりも感じています。
演奏の質を高めるためには、音を間違えずに弾くことだけでなく、どんな音楽にしたいのか?
表現するためには、こういう風に腕を使うとか、タッチのスピードや音を飛ばす方向、タテ揃え・横の流れ、高い要求を沢山出しています。
そして、レッスンではかなり良くなる
こんな弾き方ができるようになったんだ❗️と、ビックリしたり、成長を感じたり‥
それなのに、次のレッスンでは元の弾き方に戻ってしまうのは、なぜか❓
お家でも取り出し練習をしたり、良くなるポイントはわかって弾いているはず。
指だけを動かす練習は、音は間違えなくなっていきますが、様々なポイントが良くなっているか耳で聴いていないと、おそらく3日で逆戻り。
耳👂を使わないと、いくら練習しても上手くならないのです。
聴く意識を定着させるのは簡単なことではないのですが、自分の演奏を聴けるようになると、思い通りに音をコントロールできる面白さを味わえたり、もっとこうしたいと自分で修正したりできるので、演奏がみるみる変わってきます。
レッスンでは、生徒に目をつぶってもらい、
「一回目と二回目の演奏はどう違う?」とか、
「どっちがいいと思った?」
と弾いて聴かせたりしています。
耳で聴く意識を持たせるのは、指導課題の一つでもあり、指だけでなく、耳を育てる大切さも忘れないようにしていきたいと思います。
耳を使った練習で、次回まで見違えるような演奏になっているか?
来週もレッスン楽しみにしています