真夏ならでは~植物園~(2)

2012年08月01日 | 植物園
竹林を抜けると、そこは、シャクヤクの緑の園。
  

芍薬は、このまま地上部が枯れるまで育て、養分を蓄えます。そして、また来年、新芽が出てくるのですが、
この炎天下で 草取りの作業をされていました。来年の5月は、花を見に行きたいものです。

アジサイ園にハスがあるので行ってみました。ポンポンと渡って、池の奥まで進むと
ピンクの蕾や花を咲かせたハスがありました。向こうに見える大木は、「フウ」の木です。
  

このハスの名は「舞妃蓮」(まいひれん) 
 

足元を見ると、なんと大きな葉でしょう。今日の尺はこれ。大きい葉は、2.5本分はあります。


花も実も大きいのです。
  

開きかけの花。中の黄色い蕊と果実が美しい。


果実は、まるで蜂の巣の形に似ていることから、古語「はちす」→「はす」に。
さて、ハス池をあとにして、「フウ」の木陰で一休み。
  



噴水のある整形式花壇へ向かったのですが、あいにく噴水はなし。
広いので全体がなかなか収まりません。

反対の東側の一番端の高いところまで登って、ヒマラヤ杉のある方向を向くと大きな視界が開けます。
     

この花壇には、コリウス・アマランサス・葉の美しいカンナ・ニコチアナなど暑さに強い植物が
植えてありましたが、まだまだこれからです。つづく。
 

  

        






真夏ならでは~植物園~(1)

2012年08月01日 | 植物園
7月31日 真っ青な空 あふれる太陽のもと
朝の、京都府立植物園に出掛けました。
        

   

北山入口では、背丈をはるかに超す、大きな2本のヒマワリ・真ん中の赤いアマランサスが
目をひきます。

       

ヒマワリは、キク科。この大きなお顔のような花は、頭状花序で、実は、沢山の花が集まっているもの。
北西アメリカが原産。16世紀にスペイン人が種子を持ち帰り、栽培。17世紀にフランス・ロシアに
伝わり、ロシアの国花です。ヒマワリ油の生産高もロシアがトップです。

一粒の種から、沢山の種子がとれるのも魅力的ですね。

この赤い葉は、葉ケイトウ(葉鶏頭)これは、ヒユ科でアマランサス(「色が褪せない」の意味)の仲間。
    

入り口でもらった、みどころ案内図では、このあたりは、「ワイルド・ガーデン」エリアとか。

「アメリカフヨウ」25cm~30cmちかくの大きな「顔」がいっぱいあります。
 

なんとこれが、一日花とは・・・・朝開き、夕方には閉じる。日々精一杯咲いて終わるのですね。
蕾はいっぱいあります。ハイビスカスの仲間です。

黄色や、変わったピンクの花の小道をとおり、
  

アワのあるコーナーへ。この名は、「紅孔雀」

 

右を向いて、こちらにはいかず、まっすぐ進みました。


朝顔展の最終日。この時点で、10時近くになっていたのですが、美しく咲いていました。


こんな珍しい花も見れました。
「現在もっとも黄色が濃いといわれるアサガオ」
  

絞り染めのようなお花
  

アサガオについて、
   


こんな垂れ下がる咲かせ方も
 

涼やかな青い花
  

赤紫に、斑入り


園の東側に特設展示場がつくられていました。


さて竹や、生姜の林を抜けて・・・・つづく。