夏の庭へ(3)

2017年07月05日 | 植物園
植物園の北西には、鉢植えのハスが並べてあります。




極楽の世界にはこんな花が咲いているのでしょうか。


温室の中にも行ってみました。
ヘリコニア(オウムバナ科)


バナナの花がついていました。


幹から小さな花が沢山咲いています。
これは何の花かわかりますか?


これが実です。チョコレートの原料になるカカオ豆がこの中に入っています。


こちらの実は、パッションフルーツです。


サボテンの道を進みます。


以前見たときより、手前にある地に広がる「奇想天外」も、後ろ中央の大きな「ランガク」も
元気になっている気がしました。


昼夜反転室では、夜に咲くヤマカルチュウ(ヤマカル柱)というサボテンの花が咲いていました。
このヤマカルチュウ、大きくなると高さ10mにもなるそうです。



この日の温室の目玉は、「まるで唇」ホット・リップス
コロンビア・コスタリカなどの中南米諸国の熱帯雨林に自生する植物とのこと。
 

今回も珍しい見知らぬ熱帯植物を間近に見ることができ、楽しい時間となりました。



追記

7月4日 台風が迫るなか、前日の雨風に倒れたユリをカットしました。
これは、数年間咲いていたコンカドールから新たにできた分球根から咲いたものです。


細い枝にもかかわらず、2輪も蕾をつけて、この一輪の大きさも15cmあります。
夏に咲くユリ。一輪あるだけで美しさが際立ちます。