レンテン・ローズ

2012年04月10日 | 日記


これは、今日咲いている「レンテン・ローズ」です。ローズとは、呼び名だけで、バラではありません。

キンポウゲ科、クリスマスローズ属に属し、園芸品種の「ヘレボルス・オリエンタリス」かな?と思います。

もう咲いてから、一月以上経ちます。


草丈は40cmから60cmくらいになります。半日陰の場所が好きで、午前中、陽のあたる軒先においています。
こぼれ種で、知らぬ間に新しい芽が出て、見つけたときはとても嬉しいものです。丈夫で育てやすいです。


「レンテン・ローズ」の「レンテン」とは、キリスト教のアッシュウエンズデイ(聖灰水曜日)から、
イースター(復活祭)までの、「レント」(Lent:キリスト教の四旬節〈しじゅんせつ〉)の期間に
咲くことから、付けられた名前のようです。☆

また、英語の「レント」は、もとはゲルマン語で、春を表す言葉に由来するようです。

確かに2月ごろから、蕾が開きかけて、咲き始めました。花色の少ない2月に、赤ワインのような花
をつけてくれます。

花のように見える部分は、植物学的には「がく片」だそうです。うつむいたように咲くので、見上げるように
撮りました。



他にも 八重咲きのもあります。塀の上に置いてみました。

   


ちなみに、「クリスマスローズ」とは、クリスマスの頃に開花する、原種の「ヘレボルス・ニゲル」のことで、
イギリスでは、クリスマスのフラワーアレンジや教会への供え花として使われたり、クリスマスカードにも
よく登場する花だそうです。★



☆(株)科学技術研究所のホームページ

★『クリスマスローズのすべて』別冊NHK趣味の園芸 を参照しました。








芽吹きの季節

2012年04月07日 | 日記


今年も、バラの芽吹きの季節がやってきました。両手をあげて、万歳するような感じです。
こちらまでのびのびしてきます。嬉しい季節の到来です。

 

これは2月15日の同じバラの姿です。バラの小さな芽は、このように赤いのです。
12月の剪定を終えた後は、葉もなく、ただ棒のようになったバラの枝。

そこに、この赤い芽が出ると一気に心も弾んできます。ちゃんと今年も芽が出てくれた!冬の寒さを乗り越えて!

今年は、4月になっても気温の低い日が多く、例年になく、芽吹きのスピードはゆっくりしていました。
だからこそ、春の日を浴びて、のびのびしだした芽を見るたびに、嬉しくなってくるのです。

この頃になってくると、真冬の間は花数も少なかったビオラが、一斉に笑顔を振りまくように増えてくれます。

  


後ろの黄色い花は、プリムラ(桜草)です。毎日少しずつ変化して、楽しみが広がる庭。

わくわくしながら、始まる毎日に感謝するアンです。