ローズサポート~あれから 初めての春(1)~(お庭B)

2013年06月02日 | ローズサポート
5月26日、去年の暮れに「ローズサポート」(2)でご紹介したお庭を再訪させていただきました。
                          (2012年12月5日初回日記)

今年は、4月半ばから5月上旬にかけて気温が低い日があったために、バラの生育は遅れがちだったのですが、
こちらのバラも、例年咲くのは6月のようですので、ようやく蕾が出始めている状態です。

左の写真は去年の12月、右は今年5月末の写真です。

ミニバラです。3本のうち、2本が復活しました。
 


花壇のバラは、それぞれに、新しい枝が伸びはじめ、蕾を持ち始めています。
  

このバラも新しい枝の葉が黒点病になってしまったので、思い切って取り去りました。
 



花壇の中で一番成長していたのは、このバラです。葉もとても元気で、新しい枝が出て、蕾もそれぞれにつけています。
 

右端のもともと大きなハイブリットティーは、上の方に蕾をつけていました。
下の方の枝が枯れているものが見られましたので、カットしてもらいました。
  

ピエール・ド・ロンサールの新枝が出ていました。


つるバラ「ロイヤル・サンセット」は、葉が出て、一度蕾をつけたのに、残念ながら、先端の芽が枯れこんでいました。
この為、その部分を手で取りました。30度を超えるような日もあり、通常、地植えの場合水やりは不要とされていますが、
水が切れて、先端が萎れてしまったとしか思えないようなことになっていました。

 

冬に訪れたときに、一番奥の現代バラを除いて、なぜが背丈が低いのが気になっていました。
剪定のあと、一月に施肥もしていただきました。5月はじめにも背が低いと聞いていましたので、
バラ周りの、雑草、ドクダミを徹底的に取り除いてもらいました。


一つの植木鉢のバラは、とてもよく成長し、蕾もつけていました。ただ下葉に黒点病が出てきていたので、
取り除いていただきました。
   

バラの生育は品種により、個体差があります。ただ日照時間など、同じ環境で置かれていた鉢植えの方が、
背丈が大きく伸びていたのを見て、なんらか、花壇の土壌の性質が影響しているのかもしれないと思っています。
すでに、生育シーズンは始まってるので、土を起こしたりの土壌改良はできませんので、今回病変の葉や枯れ枝を
取り除き、雑草も抜いて、液体肥料を薄めてすべてのバラにやってもらいました。

さらに蕾が固く大きくなるまで、10日に一回くらい液体肥料をやっていただくようにお伝えしました。


病気や虫を防ぐ天然成分由来の植物活性液の薄めたものを、スプレーで出来るだけ枝にだけ、かけてもらいました。
新枝が出初めの若い葉には、葉が傷みやすいのでかけずに、緑の濃い葉でも2000倍くらいの薄いものを
曇りの日や、陽が直接当たっていない時間にかけていただくのが良いかと思います。


この5日後ご依頼主の方から、メールで、蕾が出ていなかったものにも出始めたそうです。それが次の写真です。
 

育てる人に夢や希望を与えてくれる蕾。見せていただいてとても嬉しい感謝の日になりました。
これからもよろしくお願いします。