濃い緑の舞台へ・・・バトンタッチ(1)

2013年06月11日 | 日記
5月31日 あれから~緑の舞台~になりました。
 

この日の名残りのバラはオレンジの「アシュラム」と、パティオローズ
 

6月1日 新しい花を植えました。
その名もレウカンセマム「ブロードウエイライト」新しい舞台に登場です。フランスキク属
  

こちらは、小さな直径2cmほどの黄色い小花の「ダールベルグデージー」
 

春先に植えていた苗から、こんな蕾が・・・どんな花が咲くか楽しみ。
 

6月2日知らないうちに咲いていました。伸びていたつるに、長い赤紫のベル型の花は、クレマチス。
這うように生える、黄色の小花の「リシマキア」


これも、バラの蕾と花。「ジャック・カルティエ」
 

俯いて咲くのは、イングリッシュローズの「ジュビリーセレブレーション」


名残りのバラの「今日でしょ」
パティオローズと「モーティマーサックラー」の最後の花。
 


「西洋アジサイ」が咲きかけました。
 

いつも最初はここから・・装飾花の一枚から大きくなっていくのです。


(西洋アジサイについては、2012年6月15日のブログをご覧いただければ幸いです。)

アメリカのアジサイ「アナベル」の蕾。
  

日本のガクアジサイの蕾 

最後まで楽しみたい花です。

    








ローズサポート~あれから 初めての春(2)~(お庭A)

2013年06月03日 | ローズサポート
5月29日、去年11月半ばに、ローズサポート(1)でお伺いしたお庭を再訪しました。
                        (2012年11月23日日記分)

この日は曇りで、時折小雨が降る日でした。同じ京都でも北部にあたり、標高も高いので、
バラはこれから咲く、良い時期になっていました。

まずお部屋で、とっても嬉しいお出迎えがありました。黄色い大輪のバラが飾られていたのです。
        
素晴らしい花形で、なんといっても大輪。イングリッシュローズの「ゴールデン・セレブレーション」です。

11月は、こんな光景でした。
 

 

この大きく張り出してるバラは、冬の「アンジェラ」です。ここまでが11月の様子です。
 

さあここからは、今年の5月末です。なんということでしょう~
ラララ~ラララ~ララララ~♪~あの音楽が聞こえてきそうな、
その後の庭が目の前に広がっていました。


入口のバラもすっかり若葉が出て、もうすぐ、オベリスクや支柱が何本か必要になりそうなくらい
枝が伸び始めていました。「フレンチラベンダー」がいっぱい広がっていて、「ジューンベリー」が実をつけていました。
    
シャクヤクもたわわに。 「タイム」や、「ワイルドストロベリー」。珍しい「アカツメクサ(赤詰草」の花が咲いていました。
  
 


あの「アンジェラ」です。こんなに蕾をいっぱい付けて咲き始めていました。




いったい何輪あるのか~数えきれない夢のような蕾の数です。
 

そして「アンジェラ」の気持ちが現れたみたいにハートの、しかも大きな葉っぱが、何か所もありました。



「ゴールデン・セレブレーション」です。すでに4輪大輪をカットしても、まだまだ蕾があります。
  
 

奥まで続く、沢山のバラが、若葉を茂らせ、一番最初の蕾が咲き始めたところです。

 

 

 

  

 

こちらでも、下の方の葉に、黒点病の葉がでているものがあり、できるかぎり取り去りました。
「アンジェラ」には、数枚の葉に、「チュウレンジバチ」の幼虫が付いていましたので、見つけ次第
取り去りました。

また別のバラで、せっかく伸びたのに、先端の蕾を「バラゾウムシ」のために、花首から折れているものが
ありました。これだけ沢山の蕾があれば、黒い点が付いているかどうかみつけるのも大変ですので、
虫の嫌がる天然素材由来の、バラの活性液を2000倍程度に薄めて、やはり最初は、柔らかい葉ではなく
枝に下から上まで、スプレーでかけることをお薦めしました。やはり、曇りの日や、夕方の涼しい時間が
お薦めです。(真昼の太陽が照りつけているときには、かけないようにしています。)

11月に伺ったときは、まだ最後の花もついていたこともあり、、咲かせてから、その後ご自分で剪定もされ、
施肥もして、春先には、一年草も植えたりして、庭づくりに精を出してこられたからこそ、こんなに素敵な庭が
出来上がったのですね。手や心をかけると、植物は本当に応えてくれると感じています。

窓辺に、ハニーサックルの蕾もいっぱい。シロツメクサやアカツメクサの葉も変化あって綺麗です。
  

   

 

お部屋から、バラがいっぱい咲く様子を見ながら、午後のティータイムをしていただきました。集まった方々と共に
とても楽しいひとときでした。日頃、お仕事と3人の子育てをされながら広いお庭もしていくのは並大抵なことでは
なく、本当に頭が下がります。お休みに招いて頂き、本当にありがとうございました。

これからもますます花が咲き、楽しみいっぱいのお庭です。

今朝、メールで、「ハニーサックル」の開花の様子と「バラさんたち、大分咲いてきました!」と写真が送られてきました。
嬉しいお知らせです。それが次の写真です。朝の光に輝く「バラ色の庭」です。











ローズサポート~あれから 初めての春(1)~(お庭B)

2013年06月02日 | ローズサポート
5月26日、去年の暮れに「ローズサポート」(2)でご紹介したお庭を再訪させていただきました。
                          (2012年12月5日初回日記)

今年は、4月半ばから5月上旬にかけて気温が低い日があったために、バラの生育は遅れがちだったのですが、
こちらのバラも、例年咲くのは6月のようですので、ようやく蕾が出始めている状態です。

左の写真は去年の12月、右は今年5月末の写真です。

ミニバラです。3本のうち、2本が復活しました。
 


花壇のバラは、それぞれに、新しい枝が伸びはじめ、蕾を持ち始めています。
  

このバラも新しい枝の葉が黒点病になってしまったので、思い切って取り去りました。
 



花壇の中で一番成長していたのは、このバラです。葉もとても元気で、新しい枝が出て、蕾もそれぞれにつけています。
 

右端のもともと大きなハイブリットティーは、上の方に蕾をつけていました。
下の方の枝が枯れているものが見られましたので、カットしてもらいました。
  

ピエール・ド・ロンサールの新枝が出ていました。


つるバラ「ロイヤル・サンセット」は、葉が出て、一度蕾をつけたのに、残念ながら、先端の芽が枯れこんでいました。
この為、その部分を手で取りました。30度を超えるような日もあり、通常、地植えの場合水やりは不要とされていますが、
水が切れて、先端が萎れてしまったとしか思えないようなことになっていました。

 

冬に訪れたときに、一番奥の現代バラを除いて、なぜが背丈が低いのが気になっていました。
剪定のあと、一月に施肥もしていただきました。5月はじめにも背が低いと聞いていましたので、
バラ周りの、雑草、ドクダミを徹底的に取り除いてもらいました。


一つの植木鉢のバラは、とてもよく成長し、蕾もつけていました。ただ下葉に黒点病が出てきていたので、
取り除いていただきました。
   

バラの生育は品種により、個体差があります。ただ日照時間など、同じ環境で置かれていた鉢植えの方が、
背丈が大きく伸びていたのを見て、なんらか、花壇の土壌の性質が影響しているのかもしれないと思っています。
すでに、生育シーズンは始まってるので、土を起こしたりの土壌改良はできませんので、今回病変の葉や枯れ枝を
取り除き、雑草も抜いて、液体肥料を薄めてすべてのバラにやってもらいました。

さらに蕾が固く大きくなるまで、10日に一回くらい液体肥料をやっていただくようにお伝えしました。


病気や虫を防ぐ天然成分由来の植物活性液の薄めたものを、スプレーで出来るだけ枝にだけ、かけてもらいました。
新枝が出初めの若い葉には、葉が傷みやすいのでかけずに、緑の濃い葉でも2000倍くらいの薄いものを
曇りの日や、陽が直接当たっていない時間にかけていただくのが良いかと思います。


この5日後ご依頼主の方から、メールで、蕾が出ていなかったものにも出始めたそうです。それが次の写真です。
 

育てる人に夢や希望を与えてくれる蕾。見せていただいてとても嬉しい感謝の日になりました。
これからもよろしくお願いします。




風とともに散りぬ~花後の手入れと、「バラコレ」の日~

2013年06月01日 | バラの手入れ
5月27日晴れ。最高気温27度、最低気温19度
強風が吹き、花びらが散っています。イングリッシュローズの花の日持ちは、気温によって大きく変わりますが、高温が続くと、
4~5日で散ってしまうこともままあります。さらに強風が吹きつけるとなおさら早く散りかけます。

花後の手入れですが、複数の蕾が1本の先端に付いている枝の場合、一番最初の花が咲き終わった時点で、その花だけをカットし、
他の蕾も同様に、順番に咲き終わったものから順番にその花首だけをカットします。そして全部の蕾が咲き終わったら、花から
2番目の5枚葉の上でカットします。葉の付け根に新しい芽があります。

バラの葉のつき方は、基本的には、花首から見て、1枚だけの葉、3枚の葉、5枚葉、5枚葉、5枚葉~下のほうでは、7枚葉の
あるものもあります。花後の剪定は、四季咲きのものは、花首から2番目の5枚葉の上で切ると、そこから次の枝が伸びてまた蕾
をつけてくれます。但し、5月1回だけしか咲かない一季咲きのものは、花首から1つめの5枚葉の所で切っています。

「ザ・シェパーデス」は、ほとんどが咲き終わり、残りの2輪となりました。花びらが落ちたものは、花から2枚目の5枚葉の
ところのすぐ上でカットします。

   

「シャンタル・メリュー」の花も終わりを迎えました。同じようにカットしました。
 

一つの鉢で全ての花が終わり、剪定が済んだら、液体肥料をやります。出来たら曇りの日や、涼しい日や、雨降りの前日
などにします。日光が直接当たる時間に施肥はしないほうがよいようです。 液体肥料も気温が高いときは、規定の薄め方より
さらに薄い目でやるほうがよいようです。たっぷり鉢から溢れるくらい水やりは行っています。空気が通り、土の状態が良くなる
ようです。

「ポールネイロン」・「クラウン・プリンセス・マルガリータ」
 

「レディース・ブラッシュ」
 


翌日が雨ということで、花が落ちてしまう前にカットして飾ることにしました。
     

 

1年に1回、沢山の種類の花が並ぶ、アンの「バラコレ」~スペシャルデイ~となりました。
いっぱい咲いてくれたバラに感謝です。