今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

金凰山 正法寺(岐阜県岐阜市大仏町)

2017年12月16日 | 神社・仏閣
正法寺
道の駅「志野・織部」で朝を迎え、本日の予定を立てる
周辺の観光地で検索すると「日本三大仏」の文字が。その寺の名は正法寺



黄檗宗 萬福寺の末寺で、建物、作法などは中国風であり、日本の寺院とは異なる



釈迦如来像(岐阜県指定重要文化財)
拝観料200円も安いし、撮影が許可されていることも嬉しい



堂内は薄暗いが、私の目よりデジタルカメラの方が遙かに優れているので心配ない



本尊の釈迦如来は、岐阜大仏として知られている



日本三大仏とは、奈良と鎌倉の2尊。他の1尊は時代とともに変遷してきた
古くは京都の方広寺、兵庫県の能福寺
現在は富山県高岡市の大佛寺の高岡大仏と「正法寺の岐阜大仏」に






大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いている。胎内には薬師如来が祀られている



高さ13.7m、耳の長さ2.1m、鼻の高さ0.4m



五百羅漢



左右両壇に安置されている五百羅漢は天和年代の作品



絵説き欄間
五百羅漢の上部の欄間にある



印度佛教の聖典を欄間絵にして表現、徳川時代初期に彩色されたとある

































賓頭盧尊者
なで仏で、病んでいる場所と同じ所をなでて治す。頭部を病んでいる人が多いことがわかる



この賓頭盧尊者像、凄みがあり、小心な私には近寄りがたい。そっと、頭をなでた…



地蔵菩薩



正法寺では一番古い仏で戦国時代の作



多宝塔
伊奈波神社の境内にあったものを神仏混淆禁止令が発布されたときに、難を逃れるために移された



撮影 平成29年9月27日
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする