今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2017 砂の美術館 その4(鳥取県鳥取市福部町)

2017年12月31日 | 博物館・美術館・記念館
砂の美術館
5年前に初めて美術館の砂像を見たとき、その完成度の高さに衝撃を覚え、感動した
私の住む北海道の雪祭りの雪像や氷像と同じように、展示後には壊される運命にある芸術作品でもある

マウントラシュモアとグランドキャニオン<レオナルド・ウゴリニ(イタリア)>
巨大な岩山にはアメリカの建国と発展に寄与した4人の歴代大統領が彫刻されている
左からワシントン、ルーズベルト、ジェファーソン、リンカーンで、民主主義の象徴として知られている



砂像の足元にはナイアガラをイメージした滝がある
この滝の設置案には水を大量に使用するということで、皆驚いたそうだ



館内の壁一面に設置された巨大な砂像。全作品のなかでも重要な存在である



ゴールドラッシュ<アンゲフォン・ディビット(ベルギー)>
カリフォルニアのアメリカン川でキラキラ輝く砂金が発見され、世界中から一攫千金を夢見る人々が殺到し「ゴールドラッシュ」がおきた
数年間で30万人もの移民が集結したカリフォルニアは都市となり州へと発展していった



この展示場所のみ一段低い場所にあり、照明が巧みに使われている



背景の木など、普段なら見過ごしてしまう場所まで丁寧に彫られている
彫る順番はどうなっているのかなど、よけいなことをつい考えてしまう






いたずら心で2階から作品を真横から撮ってみた
実際は薄い砂の板の塊を「光と影」を考えながら彫り、立体感を出している



屋外に現在のアメリカ大統領のトランプ。建国の精神とは……



以上が今年の9月末に訪れた時の18作品(1作品「ハワイ」を撮り忘れ)。

砂像彫刻の凄さを感じた作品の一部分を拡大したもの


















最後までご覧頂きありがとうございました

撮影 平成29年9月29日
コメント (2)
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