今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2017 砂の美術館 その2(鳥取県鳥取市福部町)

2017年12月29日 | 博物館・美術館・記念館
砂の美術館
アメリカの音楽<アンドリュース・ペトクス(リトアニア)>
ブラックミュージックであるブルースから始まり、20世紀初頭にジャズが生まれた



ジャズは好きな音楽の一つだが、この女性歌手の名前がわからない
ビリー・ホリディかと思ったがこんなに豊満ではなかったはず…



サッチモは代表するアーチストなのでわかった



名前を当てるのも楽しい
ガレスビー、ミンガス、マイルスまでは何とか
眼鏡の人物はジャンルは違うがレイ・チャールズか…



砂像を横から見ると幅が薄いことがわかる
あの立体感は自然光や電灯によってつくられる影を計算してのものだという



ニューヨークの摩天楼<ジョン・ウッドワース(アメリカ)>
ニューヨークでは19世紀後半から高層ビルの建築が始まる
市内のマンハッタン島には超高層ビルが林立し、これらは摩天楼と呼ばれている



自由の女神像



米国の自由と民主主義の象徴であるとともに、世界各地からやってくる移民にとって新天地の象徴ともなっている



発明と工業の発展<スー・マクグリュー(アメリカ)>
南北戦争後、米国の産業は急激な発展を遂げる
ベルは電話を生み、一方、エジソンは白熱電球や蓄音機の実用化に成功させる
発明という言葉を人々の身近なものにした偉大な人物である



時代を経て、それぞれの技術は進歩し形も変化してきているが、その原点は発明当初のままというのが素晴らしい



何度目かに廻ってきた時に、窓から偶然自然光がこの場所だけに射した



「突然閃いた時の瞬間」を撮ることができたような感じがした



繁栄と世界進出<パベル・ミリニコフ(ロシア)>
19世紀後半イギリスをしのぐ世界一の工業大国となった米国は海外市場進出への機運が高まる



世界の檜舞台でセオドア・ルーズベルトの政策は、「穏やかに話し、大きな棒を運ぶ(大口を叩かず、必要なときだけ力を振るう)」から棍棒外交と呼ばれる
ルーズベルトはパナマ運河の完成の後ろ盾となった



宇宙開発<ヤン・リドン(中国)>
1958年、NASAが設立されると米国の宇宙開発が著しく成長
1969年、有人宇宙船アポロ11号が月面着陸に成功した






アンクルトムの小屋<メリネイジ・ビュリガード(カナダ)>
アメリカの小説「アンクルトムの小屋」は黒人奴隷であるトムの数奇な運命を描いた物語
奴隷制の非人道性が国内外に伝わり、時代は奴隷制廃止へと動き出した



小説の文字と挿絵が表現されている



主人公のトムだと想像するが表情がいい






過酷な生活の中でも楽しいことも…



いろいろ考えさせられ、想像させてくれた作品



撮影 平成29年9月29日
コメント (2)
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