今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

己高山 石道寺(滋賀県長浜市木之本町石道)

2019年07月03日 | 神社・仏閣
己高山 石道寺
滋賀県に入った。琵琶湖周辺の重要文化財の仏像を所有する寺院巡りをしようと考えた
最初に訪れたのは「石道寺(しゃくどうじ)」 真言宗の寺院である



住職不在の寺で、地区住民により管理されている
こういった事情により、寺によってはいつでも仏像が拝観できるわけではないようだ



この寺でも地域住民の負担が大きいということから、2020年からは日曜日のみの拝観になるという



本堂横に受付があり窓が開いていたので仏像拝観を申しこむ



担当の年輩の女性から心のこもった説明を受ける
決して流暢な説明でないのだが、不思議と耳に入ってくる



作家井上靖が、小説「星と祭」の中で堂内に安置されている「十一面観音像」の姿を村の若い娘に例えたことでも知られている
その小説を読んできたという参拝者も昔はいたという



その小説を読んではいないが、例えられた村の若い娘はきっと「美人だった」と思う
それほど「十一面観音像」の姿は美しい



撮影 令和元年5月17日

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