今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

車中泊旅行 東北編 その8(遠野、奥入瀬渓流)

2013年10月18日 | 車中泊
新車を購入して初めての車中泊による7泊8日の東北地方への旅の報告もこの回で終わる。
寝具も持たずに家をとびだしていった行った旅だけに反省点も多くあったが、旅の楽しさを体験し、その後、形を変えながらも8年後の今日につながっている。 

遠野昔話資料館
遠野と全国の昔話の歴史を紹介。



大正時代の遠野が再現されている。

 




2階では語り部による昔話を聞くことができる。



阿部屋敷(別名 屯館)



カッパ淵
かつてカッパが多く住み、人々を驚かしたという伝説がのこる場所。



全国唯一のカッパ狛犬で知られる常堅寺の裏手を流れる小川の淵をいう。



ただの小川だが昔話を思い出しながら佇んでいると、それなりの雰囲気をもっている。



常堅寺 仁王像 



慈覚大師作の仁王像(総丈3.5m)安置。



伝承園 
遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実現などが体験できる。









撮影 平成17年7月29日

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出し、途中様々な景観を見せてくれる。



途中、多くの滝があり、渓流沿いの道は「瀑布街道」と呼ばれている。



車を道路脇に駐め散策路を歩きはじめたが、新車だけに何かあったら困ると勝手に判断し車で移動することにした。



駐車スペースがある路肩に駐め、近くの散策路に移動する。






風景写真など意識して撮したことなどなく、きれいだなと思ったところだけシャッターを押した。









これが、当時、所有していた車で、このように路肩に駐めながら移動していた。
朝陽に反射し、光り輝いている車であったが、悲しいことに、6ヶ月後には事故で廃車になる運命になっていた。



 


 


 





散策路の中では一番規模の大きい「銚子大滝」






十和田神社






高村光太郎 「乙女の像」
十和田湖の湖畔に、左手を合わせて向かい合う2体の乙女像。
その姿は、はちきれんばかりの生命力に満ちている。



顔は智恵子をかたどり、光太郎が7年間の沈黙の末に作り上げた生涯最後の大作。



この後、八戸港で苫小牧行きフェリーの空席があったので予約し、出港までの時間を利用して「小川原湖」まで足を伸ばすことにした。

さて、この旅は8年前の記録になるが、振り返ると愛用していたキャノンのデジカメも車も手元には無く、廃車寸前の自分だけがかろうじて残っている。
しかし、この東北旅行をきっかけに、旅への思いだけは年々強くなり、今年度は5月に続き2回目の長期の車中泊旅行に間もなく出発することになる。


撮影 平成17年7月30日

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