今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

木幡神社(栃木県矢板市木幡)

2020年03月17日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年11月6日
この日最後の訪問地は重文の社殿を持つ木幡神社
昼時ということもあり駐車場で鳥居をみながら昼食を済ませる

木幡(きばた)神社
坂上田村麻呂が征夷大将軍に任命され、蝦夷討ちの途中にこの地に宿陣
「功あらば一祠を建立せん」と日ごろ崇敬していた山城国許波多神社に向かって戦勝を祈願した
延暦13年(795年)、戦に勝っての帰り道、ここに社を勧請したのが始まりとされている



鳥居



扁額には「鹽谷惣社大明神」
鎌倉時代から戦国時代の400年間にわたり塩谷地方を支配する塩谷氏の惣社・鎮守の森として厚く尊ばれた






左手に湯殿山、熊野三神、易體山の石碑がある



楼門(重要文化財)



楼門と本殿は栃木県最古の神社建築で国の重要文化財に指定されている
昭和35年から大規模な解体修理が行われれ、建物の特徴から室町時代中頃の建造物だということがわかった



手水舎



手水鉢には社紋の「三つ巴」



鉄灯籠(矢板市指定有形文化財)






拝殿
江戸時代に再建された拝殿
奉納された和算扁額、安政年間の絵馬などを見ることができる



「狛犬」



社殿遠景



扁額には「正一位木幡社 日光山大明神」
日光山輪王寺の支配下のもと、「木幡社日光大明神」と称して神仏混合となり、楼門には仁王像が安置された












幣殿・本殿



本殿(重要文化財)
祭神は「正哉吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)」で天照大神の子



無盡水(尽きる事の無い水)
本殿裏手にある









本殿(重文)






稲荷神社



拝殿左手












社務所
普段は無人のようだ



神輿舎









駐車場に戻る



撮影 令和元年11月6日

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