男5人による旅も最後の日を迎えた
出発時に経由した羽田では悪天候のため私たちの乗った後の便が降雪のため欠航するなどギリギリの所で幸運に恵まれてきた
そして最後の夜も宿泊したホテル内で美女軍団に遭遇した
その正体は宝塚歌劇団。10年ほど前に観客獲得のためにと招待されたことを思い出す
「躾」を重んじているだけのことはあり、立ち居振る舞いは立派であった
九州最後の観光は「太宰府天満宮」。自分の限界を知っている5人だけに、他人の幸運を願い訪れることに
太宰府天満宮
菅原道真を祭神として祀る天満宮の一つ
全国約12,000社の総本宮と称えられ、「学問・至誠・厄除けの神様」として、崇敬を集めている
参道
東西約450mに伸びる石畳の小路には、約80店舗の土産屋が立ち並ぶ賑やかな門前町となっている
名物の「梅が枝餅」は美味しく、土産としても喜ばれる

1時間後には観光客も増え、年間700万人(1日平均2万人)という数もうなずける

鳥居近くにいるのが、今回の旅の仲間である

御神牛
菅原道真の遺骸を安楽寺に葬ろうとすると葬送の牛車が同寺の門前で動かなくなった
これはそこに留まりたいのだという道真の遺志によるものと考え、延喜5年8月、同寺の境内に味酒正行(うまさけのやすゆき)が廟を建立、天原山廣院安楽寺と号した

志賀社(重要文化財)
室町時代の長禄2年(1458)の再建
和風・唐風・天竺風の様式が合わさったつくりで、海の神様である綿津見三神が祀られている

麒麟と鷽
麒麟は中国の瑞獣思想上の動物

聖人が現れて王道が行われる時に出現すると伝えられ菅原道真を称えたもの

鷽は1月7日、1年中の嘘を天神様の誠心と取り替える鷽替神事縁の鳥で、幸運を運ぶ天満宮の守り鳥

さらに参道を進むと鳥居あり、その奥に楼門が見えてくる

楼門
太鼓橋側と本殿側で形状の異なる楼門。現在の門は大正3年(1914)の再建

本殿(重要文化財)
本殿は五間社流造で屋根檜皮葺。正面に1間の唐破風造の向拝を設ける。また、左右側面には各1間でこれも唐破風造の車寄を付け、廻廊が前方の楼門まで廻らされている

本殿前にて熱心に参拝しているのは仲間の一人
数ヶ月後には2人の子供の進学と自分の栄転が叶った

飛梅
「東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
道真を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられる由縁の神木

左側には「皇后の梅」

宝物殿
国宝「翰苑 巻第三十」をはじめ、天満宮や道真にまつわる貴重な文化財が所蔵・展示されている

近隣にある「九州国立博物館」

東京・京都・奈良に次ぐ、日本で4番目の博物館
この日は「ボストン美術館」所蔵の日本のお宝の公開をしていた
そして私のリクエストで九州随一の仏像彫刻の宝庫である「観世音寺」へ

東大寺、下野薬師寺とともに「天下三戒壇」のひとつ
大同元年(806)に唐から九州・大宰府に帰り着いた空海だが、朝廷から帰京の許しが出なかった
その間、滞在したのがこの寺といわれている

男5人の旅だが「私ともう一人」の退職旅行でもあった。天候にも恵まれ、楽しく過ごすことができ感謝している
平成25年1月16日
出発時に経由した羽田では悪天候のため私たちの乗った後の便が降雪のため欠航するなどギリギリの所で幸運に恵まれてきた
そして最後の夜も宿泊したホテル内で美女軍団に遭遇した
その正体は宝塚歌劇団。10年ほど前に観客獲得のためにと招待されたことを思い出す
「躾」を重んじているだけのことはあり、立ち居振る舞いは立派であった
九州最後の観光は「太宰府天満宮」。自分の限界を知っている5人だけに、他人の幸運を願い訪れることに
太宰府天満宮
菅原道真を祭神として祀る天満宮の一つ
全国約12,000社の総本宮と称えられ、「学問・至誠・厄除けの神様」として、崇敬を集めている
参道
東西約450mに伸びる石畳の小路には、約80店舗の土産屋が立ち並ぶ賑やかな門前町となっている
名物の「梅が枝餅」は美味しく、土産としても喜ばれる

1時間後には観光客も増え、年間700万人(1日平均2万人)という数もうなずける

鳥居近くにいるのが、今回の旅の仲間である

御神牛
菅原道真の遺骸を安楽寺に葬ろうとすると葬送の牛車が同寺の門前で動かなくなった
これはそこに留まりたいのだという道真の遺志によるものと考え、延喜5年8月、同寺の境内に味酒正行(うまさけのやすゆき)が廟を建立、天原山廣院安楽寺と号した

志賀社(重要文化財)
室町時代の長禄2年(1458)の再建
和風・唐風・天竺風の様式が合わさったつくりで、海の神様である綿津見三神が祀られている

麒麟と鷽
麒麟は中国の瑞獣思想上の動物

聖人が現れて王道が行われる時に出現すると伝えられ菅原道真を称えたもの

鷽は1月7日、1年中の嘘を天神様の誠心と取り替える鷽替神事縁の鳥で、幸運を運ぶ天満宮の守り鳥

さらに参道を進むと鳥居あり、その奥に楼門が見えてくる

楼門
太鼓橋側と本殿側で形状の異なる楼門。現在の門は大正3年(1914)の再建

本殿(重要文化財)
本殿は五間社流造で屋根檜皮葺。正面に1間の唐破風造の向拝を設ける。また、左右側面には各1間でこれも唐破風造の車寄を付け、廻廊が前方の楼門まで廻らされている

本殿前にて熱心に参拝しているのは仲間の一人
数ヶ月後には2人の子供の進学と自分の栄転が叶った

飛梅
「東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
道真を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられる由縁の神木

左側には「皇后の梅」

宝物殿
国宝「翰苑 巻第三十」をはじめ、天満宮や道真にまつわる貴重な文化財が所蔵・展示されている

近隣にある「九州国立博物館」

東京・京都・奈良に次ぐ、日本で4番目の博物館
この日は「ボストン美術館」所蔵の日本のお宝の公開をしていた
そして私のリクエストで九州随一の仏像彫刻の宝庫である「観世音寺」へ

東大寺、下野薬師寺とともに「天下三戒壇」のひとつ
大同元年(806)に唐から九州・大宰府に帰り着いた空海だが、朝廷から帰京の許しが出なかった
その間、滞在したのがこの寺といわれている

男5人の旅だが「私ともう一人」の退職旅行でもあった。天候にも恵まれ、楽しく過ごすことができ感謝している
平成25年1月16日
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