今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

宀一山 室生寺 その1(奈良県宇陀市室生)

2014年01月17日 | 神社・仏閣
昨日、札幌エスタ・プラニスホールで「土門拳の昭和」と題された展示会に行ってきた
200枚の作品が展示されていたが、「風貌」と「古寺巡礼」は好きな分野なので、時間をかけてゆっくり鑑賞した

紅葉の室生寺
今日紹介する室生寺は土門拳が数え切れないほど通った寺である
私自身、紅葉の室生寺は初めてなので、とても楽しみにしていた



太鼓橋から見える風景もこれまで経験したことないもので、真っ赤に染まった木々に囲まれ、気持ちが高まってくるのがわかる



正面に見えるのは「仁王門」だが、これまでとは違った表情を見せる



周囲の色が変わるだけで建物も違って見える



しかし、仁王像だけは阿吽の呼吸で変わらず寺を護っている






仁王門周辺の紅葉は美しく、カメラを構えている人が多い



ふだんは、見向きもしない「バン字池」周辺だが、数枚撮ってしまった



「鎧坂」では、三脚を立てているひとが多く、石段の途中で写真を撮っていると、手でじゃまだと合図を送ってくる



土門拳も鎧坂を撮っているので、撮影スポットとなっている



緑もいいが、紅葉は人の心を高揚させる。奥に見えるのが「金堂(国宝)」である



私の好きな石仏でいつも近くで撮っていたが、離れてみると大きな石の塊だった



これがいつも撮る写真、やはりこの季節はいつもとは違うものを感じる



旅の途中で最後に廻る寺を「室生寺」にしたのは、金堂の特別拝観があったからだ



わずか2~3m前にある内陣に入ることができるだけなのだが、左端にある「十一面観音立像(国宝)」を間近で拝観することができる
今回は係の男性から仏像の他、建物についての説明もしていただいた
また、今日は空海の命日にあたり、各寺の住職が集まってくるということも聞いた



「弥勒堂(重文)」も色づいた木々に囲まれている。弥勒菩薩も遠くから拝観できる



「本堂(国宝)」周辺の紅葉は特に美しい



この辺りはカメラを構えている人の数が多く、人を入れないで撮る技術も必要になってくる



そのため、多くの人はカメラを上に向けて撮っている



また、人のいないところに入り込んで撮っている



人気のある「五重塔(国宝)」を撮るためには、じっと待つということが大切だ



1枚を撮るために数分待っている人が何人もいる



連帯感も生まれ「今だ」と声を掛けてくれる人もでてくるから楽しい



団体客がくるとカメラを違う方向に向けなければならない。この写真の下の方にも数人が写っている



私のブログでも室生寺は3回目になるので、今回は撮影した順に紹介していく。次回は五重塔から奥の院方向 


撮影 平成25年11月21日

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2 コメント

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室生寺 奥の院はきつかった (fukuyama)
2018-11-24 02:36:35
ブログを検索しますと奈良県の室生寺、長谷寺と京都府の三千院、寂光院など今回訪れた処の綺麗な写真がUPされていました。室生寺、三千院、寂光院は紅葉最盛期とお見受けしました。各所で大勢の観光客を避けてのシャッターチャンス狙い根気が要りますね。
私は今回11/18〜11/20の間で上記プラス大阪箕面の滝と万博記念公園を巡ってきました。綺麗な紅葉が見れました。最初に室生寺に行ったのですが奥の院への登り石段がきつく大腿部前側が張って、膝も多少笑って後の行程に響いてしまいました。
今回もいい写真を見せて頂いたと感謝しています。
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この時期旅していたのは初めてです (2014kurumatabi)
2018-11-24 10:36:50
fukuyama様いつもありがとうございます。
室生寺は建物仏像とも大好きな寺の一つです。
私の旅としては珍しく紅葉のシーズンまで関西方面にいたことになります。多分、初めてだと思います。
というのは、この時期北海道は降雪積雪の可能性があるため、夏タイヤでは危険があるのです。
記憶が定かではありませんが、北海道で雪が降ったため帰れず残っていたのかも知れません。
普段自分のブログを見ることはありませんが、コメントをいただいたお蔭で昔の投稿を見直すことができました。ありがとうございました。
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