ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ヘメロカリス」 ユリ科 

2019-07-19 20:14:33 | 日記
          「ヘメロカリス」 ユリ科 ☆7月4日の誕生花☆
     花言葉は… 憂いを忘れる・愛の忘却・宣告・割り切りの早い



 今朝の最低気温は夜中0~4時の23.0℃。 最高気温は午後3時の26.9℃。
昨夜は纏まった雨が降りました。 日中は粉糠雨が間断なく降り続いています。
気温は高くありませんが、湿度は終日90%以上。 蒸し暑い一日です。


 今朝は小雨模様と云う事で散歩は無し。
 録画しておいた “コズミックフロント・人類初の月着陸ドラマ” を見ました。
人類が初めて月面に降り立ったのは1969年7月21日午前11時56分(日本時間)。
あれからもう50年が経つんですね。 
アポロ11号月面着陸のようすは、月から全世界に中継されました。
当時ひげは21歳かぁ、若かったぁ(笑。

 忘れもしません、当日私は会社から出張で、呉市の大学に “高圧ガス取扱い主任者” の
講習を受けに行っていました。 ですが、どうしてもその世紀の一瞬が見たい。
1時間目が終わった休憩時間に講習会場を抜け出しました。
そして近所の喫茶店で、アームストロング船長とオルドリン操縦士が月面に
第一歩をしるす場面を固唾を飲んで見ていました。
不鮮明な白黒画面でしたが、感動しました。 
西山 千さんのたどたどしい同時通訳も懐かしく思い出します。

 おかげで何日か後に有った試験は不合格(講習会を熱心に聴いていれば、
ある程度試験問題の傾向を教えてもらっていたはずなんですが・汗)。 
でも、その年の暮れに有った本試験は必死で勉強し、無事に合格する事が出来ました。
当時はすぐにでも月での生活が始まると思っていましたが、あれから50年…
アポロ計画が終了してから後、月に誰も行っていない。
アメリカ、中国、ロシアなど紛争が無くなり、その防衛費を宇宙開発につぎ込めば、
火星にだって降り立っているかも知れないのに… なにやってんだ、残念です。


 今日の花は 「ヘメロカリス」 です。






「ヘメロカリス」 とは日本や中国が原産地の “ユウスゲ” や “キスゲ”、 “カンゾウ” などを
ヨーロッパで品種改良した園芸品種です。
「ヘメロカリス」 は一日花で、 “hemera(一日)” と  “callos(美)” が語源です。
美しい花が一日でしぼむことが名前の由来です。
英名の 「Day-lily(デイ リリー)」 も、同じ意味から付けられた名前です。
花は “ユリ(百合)” によく似ていますが “百合” には花が付く茎に葉が有りますが、
「へメロカリス」 には花の茎に葉が有りません。






その品種改良の元になった 「ノカンゾウ(野萱草)」 の中国名は 「萱草」 です。
 日本では、野原に咲くので “野” を付けています。
“萱” には “忘れる” という意味があるそうで、中国の故事では “憂いを忘れる草” です。 
そのことから 「カンゾウ」 の属名に “ワスレグサ(忘れ草)属” の名が付いています。
花言葉の、 “憂いを忘れる・愛の忘却” もこの事に由来しているのでしょうね。




 毎年 “シオン(紫苑)” をアップした時に紹介する故事ですが… 
【今は昔、あるところに二人の男の子がいました。 ある時、父親が死んでしまった。
二人は嘆き悲しみ、年月を経ても忘れる事が出来ませんでした。 
兄弟二人は朝廷に仕えるようになり、私事を顧みる事も出来ないほど忙しい身になりなした。
揃って墓参に通うことは、もう耐えられないと思うようになった兄は、
見る人の思いを忘れさせてしまう “萱草(かんぞう)” という草を墓の傍に植えました。 
その後、弟は事あるごとに兄に墓参を勧めましたが、兄は忙しく、都合はつきませんでした。
弟は兄の態度を嘆かわしく思い、父を恋い慕うその心を拠り所にして毎日を過ごしていました。
兄は既に忘れてしまったと言うが、私は絶対に忘れまいと “紫苑” を墓の周りに植えました。




 ある日突然、墓の中から声が… 「私はお前の父親の屍を守る鬼である」 
弟は恐ろしさのあまり声も出ず答えずにいると、墓の中の鬼は優しい声で、
「お前が父親を恋い慕うその気持ちは年月が経って変わらなかった。 
兄は忘れ草の “萱草” を植えて、望み通りに父親の事を忘れることが出来た。
一方のお前は “紫苑” を植えて、これも望み通りに父親の事を忘れる事がなかった。 
父親を慕うその志の並ならぬ事に感心した。 私は鬼の身とは言えども慈悲の心がある。
私はその日に起こる善悪を予知する力がある。 お前の為にこの予言を夢で知らせてやろう」 




 それから、弟はその日に起こる事を毎日夢で見て、身の上に起こる全ての事をはっきりと
予知する事が出来たのです。 
このようなことから、嬉しいことのある人は忘れな草の “紫苑” を植え、
また憂いのある人は、忘れ草の “萱草” を植えてみるべきである】
…花言葉はこの事に由来しているのでしょうね。


  「ひげ爺の子供見守り隊日誌」  《3.5km  4,995歩  1時間15分》
今日は1学期の終業式で11時45分の一斉下校です。 11時半から見守ってきました。
今日も皆沢山の荷物を持って帰って来ます。 傘を2~3本持って帰る子もいます(笑。 
見守りを始めて9年目。 今学期もこの子たちに楽しく遊んでもらいました。  
今日は帰って来る子皆んなに同じ言葉を掛けました。 
「2学期、また元気で会おうのぅ、水の事故が多いけぇ、気を付けよぅ」 
「うん、おっちゃんも死なんといてなぁ」 ←これ、毎年聞きます(笑。
「病気するなよ、交通事故や水の事故に気を付けての~、また来学期元気で会おうで」
誰一人欠ける事の無いように…(祈。

※ひげも明日から夏休みモード(時々休みます)に入ります(笑。

今日の歩数    4,995歩 (小雨の中、今学期最後の子供見守り)
今月の歩数  158,767歩= 111.1km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 1662,797歩=1164.0km
コメント (2)
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