現場でイロイロ「気づく」ことはあります。
現場の周辺の環境や・・・・特徴・・・・そしてその「対象」そのもの
についても・・・・・。
昨日の午後は、民家リノベーションの現場での調査。
今回は少し特殊なリノベーションで「セルフビルド」・・・・・。
どちらかといえば、「セミ・セルフビルド」のような状態での計画。
自分に出来ない部分のみをプロに任せ、残りを自分でする方法。
例えば、基礎の補修工事から屋根、構造の重要な部分の工事、
水道・電気・設備以外の部分。
いわゆる、造作工事や塗装工事を自身で行うという計画。
それ以外も状態によっては「大工さん工事」も・・・・・・。
これなら、DIYが得意で、好きな方で、時間もつくることができれば
充分に完成させることは可能・・・・・・。
出来上がりにも「愛着」がありますしね。
楽しみながらつくりあげることで生まれる一体感も・・・・・・。
すこし時間はかかりますが、それ以上の「価値」が生まれますよ。
今回のリノベーションではそういう手法を用いてつくり上げますよ・・・・豊かな空間を。
この日は、オーナーとなるK田さんと、工事を支援していただく工務店の方、
専門職の皆さんも一緒に集まってイロイロ相談事も。
現場の「今ある状態」を上手に使い
価値を高めるように・・・・・・。
ちょっと「面白い事」も考えていますよ。
奥行きをつくりだす工夫と「質感」も。
オーナーも、楽しみながらの「空間づくり」。
いい意味で「新しい価値」をつくっていきますよ・・・・・。
今は当たり前ではないかも知れませんが、
いつかはこういう方法が
中古住宅リフォーム・リノベーションの「スタンダード」になる事も。
工事支援に「面白そうですね」と言ってくださった皆さんに感謝です。
中古住宅に対する新しい「スタンダード」・・・・・。
昭和の価値を高めて「時代の流れ」をゆったりと感じることができるように。