
この突然の辞意表明、エッと驚いた人多いと思う。かって村山さんの突然の辞意も驚いたが、安倍さんの場合は、所信表明の前後に、しかも今までがずっと周囲の声を無視する感じで総理を席にしがみつく感じになっていただけに、本当に驚ろきである。
風邪気味で、少し精神的にも弱気になっていたのか、しかし、ここに来て、民主党の理解が得られないことや、求心力が自民党内でもないと考えたからであろうか。
インド洋での給油活動、本当に日本が今までの様に手伝っていいのだろうか?国連決議とは言うが、実際には、イラクや更にはス一ダンなどへの輸送がそれで行われている。これは、アメリカの約束違反なのである。
東南アジアに行くと、日本が多くの国から(韓国や中国は別だろうが?)よく思われていることを肌身に感じる。アメリカの無謀な戦争好きに待ったをかけることの出来る国は、日本しかないと思っている。何せ、日本の経済的援助なくして、アメリカ経済は成り立たない(日本も成り立たないだろうが)。
これをいい機会にして、戦争では決して平和が来ないと言うことを日本が世界に示して欲しい。今がチャンスだと思うし、是非、そうして欲しい。
それにしても、何が何でもこの給油活動の法案を通さないといけないと思い込んでいる総理の考え方、それが出来ないと思って辞意でもってその責任を取ろうとする考え方、何か腑に落ちないなあ。
この辞意の仕方では、美しい国に育つ子ども達にあまりいい影響を与えないのではと思うのは、私だけであろうか・・・。