日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

医食同源

2007-09-13 18:54:58 | Weblog
 これが体にいいからとのことで、勧められる食べ物、しかし、その人にとってそれが本当にいいかどうか、少し吟味する必要がありそうである。
 ある中国のおばあちゃんは、孫に毎朝舌を出させて、それを見てその日の食事を考えているとのこと。
 中国では、皇帝が不老不死を願い、医食同源を徹底的に研究してきている。それは、古代の周王朝の時代に始まり、紀元前8世紀には、食べ物で病気を治療する「食医」と呼ばれる専門医が既に存在していた。皇帝の為に大がかりな生体実験も行われていた。
 中国では、真夏はとても暑く、冬は冬でとても寒く、医と食を結びつけないと長生き出来なかった環境にある。北京の真冬は、マイナス20度くらいになる。中国語で、挨拶言葉で、チ一ラマなる言い方の意味は、食べたかであり、寒い時は、「今日は(体を温める)羊の食べようね」と言う。
 日本では、薬膳と言って仰々しいが、中国では、一般の人でも、真夏は、「(熱を取り除く)緑豆のス一プを飲もうね」と言い合ったり、顔色が生理で悪い時には、(造血作用のある)レバ一やなつめが勧められたり、喉がかゆい時には、きんかんを渡してもらったりする。
 それに、親が作った手作りの食べ物には、親の気が入っていて、それが子に伝わる。親に愛情があれば、子どもの体にいいものを食べさせようと言う気になる。ある中国人は、いじめっ子になる原因を、いいものを食べさせてもらってにからだと考える?!
 いいものを食べている人は、ニコニコしている。表情も豊かで相手にも笑顔で接することが出来る。
 唐時代の名医の言葉に、「食が邪を廃し、臓腑を安らげ、精神を悦ばせ、気分を爽やかにしうる」というのがある。食は体だけでなく心にも効く妙薬ともなる。
 食べ物にも気が入っている?ので、冷凍して食べるよりも、新鮮なもの、旬のものを食べるのが理想的と思われる。冷えは万病の元との考え方があり、日常生活の中で火を通した野菜をたくさん摂るのが、体にとってはいいと思われる。(氷水や非常に冷たい飲みのもは出来れば避けるべきであろう)
 又、五味五食を全て摂る様に心掛けた方がいい。成長に応じて、年齢に応じて、食事も摂るべきである。そして、自分が陰の体質か陽の体質を知って、摂るべき食事が違うことも知るべきであろう。

(陽の体質かどうかの簡単な見分け方、この反対が陰と思えばいい・・・声が大きい、目が充血しやすい、食欲旺盛、体力がある、興奮しやすい、脈拍が速くて力強い、昼に元気が出る、春夏に体調を崩しやすい、肩が凝りやすい、熟睡できて寝起きがいい、顔色の赤み黄みが強い、尿が黄色っぽくて少し混濁している、便が硬くて少々便秘気味)



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本当は誰の責任?!

2007-09-13 07:42:57 | Weblog
民主党の鳩山さんが、民主党の会合で、バッタ一ボックスに立って、今から打とうかとしたら、肝心のピッチャ一(党主)がいなくなって、打つにも打てない状態になっていたと言って、その場にいた人が笑っていた。
 私に任せて下さいって感じで言っておいて、それも直前まで言っておいて、急に辞めるのは、何か今の政治家の体質を物語っている気もする。
 土台、今の総理を選んだ人は、自民党の代議士。しかし、その代議士を選んだのは、国民である。となると国民一人一人の責任と言うことになる。選んだ時点ではまともであっても、次第に、周りの取り巻きで人間が変わってくる。それで、時々選挙をして、チェックすることになる。その選挙で大敗したのであるから、その時点で、安倍首相は、退陣するべきだった。しかし、安倍さんは、例外的にしなかった。このことは、それを擁護してきた自民党の責任とも言える。
 安倍さん自体は、個人的には、優しいいい人だと思う。しかし、総理の器ではないし、そんな人を選んだ自民党の体質が問われるべきだと思う。いや、自民党だけでなく、そんな自民党をのさばらせた野党の責任も大いにあるはずだ。野党がふがいないから、こんなことになったと言えないこともない。
 国民一人一人が賢くならないといけない。アメリカのご機嫌を取ることばかり考えている政治家なんて、本当の政治家ではない。そんなことでは、美しい国もあったものじゃない。
 テロテロと叫んでいるが、アメリカがそれを口実に、イラクやアフガニスタンで、全く罪もない子ども達を無差別に殺してきている。その数でさえ、ちゃんと把握できていないではないか。見方によっては、アメリカこそ、テロ国家かも知れない(と言ったら、言い過ぎになるかな?イラクに、大量破壊兵器なかったなあ)。それに日本が間接的に荷担してきていることも、忘れてはならない。(反省反省反省)


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為になるかも知れない本(その208)

2007-09-13 07:14:09 | Weblog
○昭和59年2月24日(金)晴。
 東京女子医大の腎センタ一教授の伊藤先生が来て、16名診てもらった。仙骨の触診などの診察の仕方、IPの大切さ、クレアチニン-クリアランスの大切さ、C3欠損のクインケの浮腫、尿路感染症の時の抗生物質の切り方、麻疹に合併した尿路感染症の頻度など、とても勉強になった。
○昭和59年2月25日(土)雨。
 火災訓練があってものものしかった。そんな中で外来190人程診た。ミ一コ(長女路子)とワコ(次女稚子)の風邪、なかなか良くならない。今日も1週間後も(代診の)○○先生は来ない。明日はおさらい会で、9:30にミ一コは、(佐伯)文化会館に行かないといけない。緊張して咳をしなければいいが。
○昭和59年2月26日(日)晴。
 朝3時に電話があって、○○君が悪くて朝の10時まで診ていた。それから文化会館に行ってミ一ちゃんの「うさぎのダンス」などの写真を撮って、直ぐに病院に帰った。1人では、やはり大変だ。
○昭和59年2月27日(月)晴。
 180人ちょっと診た。夕方より、福岡の○○会病院より電話があった(同じ系列の病院が全国各地に出来ている)。(○○会病院より、しばしば電話がそれまでもあっていた。中心になる人がいないので、下に2人付けるので、是非来て欲しいって感じで言われていた。その病院、どうしても小児科が揃わなくて、ずっと困っているとのこと。そこの院長まで自分の部長室まで来て頼まれたが、断った。)。○○会の小児科の先生が自分の所で勉強したければ、来てもらってもいい。しかし、自分はここを去る訳にはいかないのだ。パソコン、仲摩電気の人が来てくれて、やっと又使える様になった。
○昭和59年3月1日(木)晴。
 40人の入院があり、その内ベビ一が14人もいる。小児科一般入院のベッドかなくて困ったが、婦人科と整形がなんとかしてくれた。小児科はどうしても入れないといけないケ一スしか入院させていない。社会的入院なんてない。これが他の科と違う所だ。これだけのすごい量、小児科医自分一人でしていても誰も賞賛してくれないが、自分では綱渡り的によくやっていると思っている。
○昭和59年3月3日(土)雨。
 190人前後来た。来週には、○○先生が来てくれる。これだけの量であれば、1週間に1回は休むべきだと思う。○○先生も大変だとは思うが。まあ、大金を代わりにもらっているからそうでもないかな。自分の場合は、全て、ボランティアって感じだが、元々の給料がいいからそれで充分過ぎる程満足している(病院のいろんな科の部長の中では、自分が一番若かったので、一番手取りが少なかった)。

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