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月って、その起源は今も不明だ。兄弟説、親子説、他人説とあったが、アポロが月の石を持って帰ってから、大変なことになった。月の方が地球の石よりも古かったのだ。で、浮かび上がったのが、ジャイアントインパクト説、つまり月は、大きな隕石が地球にぶつかって、地球の中心から塵が飛び出て、それが集まって出来たものとされている。
太陽系の惑星の中で、月の様に大きなモノは珍しい。又、地球から見て、一見月と太陽が同じ大きさに見えることも珍しい。月は、昔は、もっと地球近くにあったが次第に遠ざかっている。
太陽と月、古代から、月は人間にとって切っても切れない関係にある。多くの国旗にも、月がよく表現されている。女性の生理だって、月経と言う様に、太古の昔は、月の周期に合っていた。満月だと、性犯罪が多くて、交通事故も多いとの統計もある。それに、潮の満ち潮が月の引力によるものなんて、あんなに遠くなるのに凄いなあと常々思っている。
いやいや、月だけでなく、我等の住む1000~2000個の恒星を有する銀河系だって、秋のペルセウス座にある(230万光年かなたにある)「アンドロメダ大星雲」とその内合体する運命にある。
遙か遠くの宇宙の全てのものがお互いに影響を及ぼし合っているのだ。まあ、宇宙のことを考えていると、今もある所では戦争状態なんて、ホントに、馬鹿馬鹿しくなりますが。