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「調べ学習」がはかどっている子を見てみると,ノートにたくさんのメモを残しています。
「先生,いろんなことが分かりましたよ!」
「ほおほお,どんなことだい?」
テーマにそって,多くの情報を集めることができていて,勉強になります。
しかし,これだけは,ちょっと物足りないとも感じます。
ここで調べ学習が終わってしまうと,一方的に情報を受け取ったのみにとどまってしまいます。
もちろん,情報を受け取ることも,知識の幅が広がり,勉強になるのですが,もう一歩充実した学習にしたい。
要するに,それらの情報をしっかりと解釈し,検討し,自分なりに考えることをしてほしいと思うのです。
その活動があるとないとでは,「調べ学習」の質が大きく変わってくるし,子どもに身に付く能力も変わってくるでしょう。
では,情報を受け取ったら,それから主体的に考えさせるためにはどうすればいいか。
子どもに分かりやすく示してあげましょう。
情報を読み取る「発見マーク」&自分で考える「ひらめきマーク」を使わせる!
「マーク」が子どもたちは大好きです。
少し説明しますと,
「発見マーク」…資料から読み取った情報を書くときに使うマーク
(例)・たばこで肺がんの発生率が大幅に上がる・豊臣秀吉は検地という方法で年貢を徴収した・ハイブリッドカーはガソリンと電気の両方を使って走る
「ひらめきマーク」…読み取った情報から,自分が考えたことを書くマーク
(例)・たばこがそれほど恐ろしいものだとは知らなかった・豊臣秀吉の検地のせいで農民は苦しんだだろう・電気だけで走る自動車はまだないのだろうか
普通の調べ学習なら,いわゆる「発見マーク」のみの活動ですよね。情報を収集するにとどまっています。
そこで,「発見マーク」一つにつき,必ず「ひらめきマーク」も一つセットで書かせるように指示します。
一つ見つけたら,一つ考える。
このシステムが,調べ学習をもっとおもしろくします。
「ひらめきマーク」は,いわゆるオープンクエスチョンです。
「発見マーク」から考えたことならなんでよい。
事実に対する理由,人の思い,人の努力,周囲への影響,過去,未来,疑問… どんなことでも書かせましょう。
単元の最後,発表する場面になって,読みとった情報のみの発表だと,グループ間でかぶってしまっていたり,聴いている子が「あ,それ知ってる」となってしまったりすることもありますが,「ひらめきマーク」がたくさん入った発表だと,「その考え方おもしろいね」と,発表自体に独自性が出てきます。
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