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休み時間,机にいる先生に子どもが明るく話しかけてきます。
たかこ「先生!ローラーブレード買ってもらったんだ!」
先生「・・・・」
たかこ「先生!…ねぇ!先生!」
先生「おっ,ごめんごめん,なに?」
たかこ「ローラーブレード!」
先生「ローラーブレードがどうしたの?」
たかこ「買ってもらったって言ってるじゃん!聞いてないの!?」
先生「あぁ,そっかそっか,よかったね。」
たかこ「すごいんだよ!始めは難しくてね,何度も尻もちついちゃった!」
先生「うん…」
たかこ「でもね,練習してるとね,結構簡単になってきてね,もうスイスイできるよ!」
先生「・・・・」
たかこ「先生!」
先生「あぁっ,ちょっとごめん。今忙しいんだ… またあとで教えてくれる?」
たかこ「もうっ」
思わず苦笑いしてしまいそうな光景ですが,教室ではよくありがちな光景です。
この先生は,きっとパソコンしていたり,書類を書いていたり,授業の準備をしていたりするんですよね。
子どもの話を聞きたいのは山々だけど・・・
ここで一工夫。
子どもより高いテンションで返す!
ちょっとおもしろい攻略法です。
たかこ「先生!ローラーブレード買ってもらったんだ!」 先生(あ,今はちょっと厳しい!)「おぉ!ローラーブレード!いいね!!」 たかこ「そう!すごいおもしろくてね…」 先生「あれは,おもしろいよね!!もうすべれるの!?」 たかこ「うん!」 先生「すごいじゃーん!!先生も一度やってみたいと思ってるんだけどね,大人用ってあるのかな!ごめん!先生ちょっとやらないといけないことがあるんだった!今度すべってるの見せてね!!」 と,ここまでたかこちゃん以上のテンションで話しておいて,そこからは黙々と自分の作業に戻ります。 たかこちゃんにとっては,十分な時間先生と話すことはできませんでしたが,自分の話題に先生も興味津々であることは伝わってきました。 それに,その話をする先生がうれしそうです。 その後,「忙しい」ということを先生が素直に伝えて,お話ができなくなりましたが,その話をもっとしたいけど,やむを得ずできないという状況が,子どもなりにも理解できそうです。 最初の会話と違って,話を聞いてくれない先生の冷たさや,聞いてる振りをするずるさは,なくなりますよね。 話が聞けないという残念な状況を,逆に切り返して,明るい印象を残してみましょう。 もちろん,その後時間が空いたときは,ローラーブレードの話をゆっくり聞いてあげたいですね。
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