夏休みということで,久しぶりに本の整理をしてみました。
衣装ケースに押しやられた本たち。
整理を始めようと思ったのですが,案の定,懐かしい本たちに手を伸ばして中を読み返してばかり。
整理は全く進みませんでした(笑)
まずはその本の多さに驚きました。
自分の実感としてはそんなに本は買っていなかったような気がしていたのですが。
冬に引越ししたときにまとめて押し込んでいた本たちを一冊一冊見てみると,確かに以前に読んだものたちばかりでした。
特に教員なりたてのころに読んでいました。
仕事がうまくできず,授業がうまくできず,何かにすがる思いで本を買い漁って読み漁っていたんですねぇ。
懐かしく,そのころのことを思い出しました。
本は,以前は教育書が一番多かったのですが,年がいくごとにビジネス書やエッセイ,啓発本のようなものの方を多く読むようになっていました。
目についた一冊を取り出し,若干ほこり臭いそれのページを開いてみると,蛍光ペンと付箋がたくさんつけられていました。
「あぁ・・・ やってたやってた」
中には何度も読み直すから,何色かの蛍光ペンが引かれていたり。
感銘を受けた本っていうのは,何度読んでも新しい発見があるというか,今回も改めて「はっ」とさせられるページもありました。
あるビジネス書に
いつもアウトプットを意識しながら勉強をする!
とありました。
アウトプットとは,行動にうつすこと,結果として表現することを言います。
読書で勉強しながらも,なるほどと思ったことは,そこでとどまらず,その場でそれを実行する自分をイメージしろということですね。
そして,明日の職場では早速それを行動にうつしてみる。
成功するなり失敗するなりの結果を得て,勉強したことを自分のものにする。
「体得」する。
そういうやりかたです。
以前に読んだたくさんの書物の中から,私はどれほどアウトプットできているのでしょうか。
できているものも,そうでないものもあると思います。
もう一度,過去の自分がつけてくれた付箋を追いかけて,確実にアウトプットするために勉強し直そうかと,気持ちが奮い立つ気分でした。
こういうときの気持ちは忘れずにいたいですね。