小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

さあ,子どもたちは夏休みの宿題を終わらせてくるか…!

2011-08-27 17:35:24 | 学級生活の攻略法

2学期のスタートが見えてきました。

夏休み最後の週末,もがくようにして楽しんでいます。(笑)

夏休み明けの始業式,子どもたちと顔を会わせ,教室に活気が戻ってくる楽しみが一番にあるのですが,同時に気がかりなのは

「夏休みの宿題の提出率」

です。

たくさん出した夏休みの宿題。

果たして子どもたちはどれほど済ませてくるのでしょう…!

感心な子はすべて終わらせてきます。

感心でない子も,なんとかがんばって済ませていることもあります。

そういった子たちには,自分で長い休みの間も計画的に(根性で)課題をやり遂げられたことを思い切りほめてあげたいですね。

そして,2学期のスタートが気持ちよくきれます。

が,問題は宿題を終わらせていない子たちです。

・・・・いるんですよねぇ

やっぱり。

よほど指導を徹底されていて,「提出率100%!」というクラスは例外ですが,たいていの場合,いると思います。

そこで

宿題を済ませていない子たちへの対応を考えて始業式にのぞむ!

ことが欠かせません。(若干弱気なことですが…)

始業式に避けたいのは

①全員が宿題を済ませていることを期待する

②済ませていない子たちの存在が明らかになる

③先生も,その子たちもがっかりする。

④先生は,予想外の出来事に場当たり的な説教をしてしまう。

⑤結果,2学期が暗いスタートになる

という悪い流れです。

これだけは2学期のスタートに絶対避けたいです。

だから,まず「宿題をしていない子は絶対にいる」という心構えからです。

そして「その子たちには・・・・ という指導をする」というプランをしっかり持っておくことです。

その指導は,

・ネチネチせず,スッパリと伝える

・「いつ,何を,どうする」ということに関して明確な課題を出す

・貴重な始業式の一日,指導はできるだけ短くする

・がっかりした顔を見せず,明るく指導する

といったことが大事かと。

特に「いつ,何を,どうする」という指導は,していない宿題か,別の課題を,どのように取り組ませ,サボってしまった分を取り返させるのかを,子どもの実態に応じて工夫して設定しましょう。

忙しい2学期に,子どもたちも何とかやり遂げられる課題を工夫します。

そうすることで,おサボりさんたちも含めて2学期を明るくスタートできます。

もちろん,この子たちは宿題に関して反省をしなくてはいけませんが,それと同時に,2学期を元気にスタートさせることも大事です。