2学期のスタートが見えてきました。
夏休み最後の週末,もがくようにして楽しんでいます。(笑)
夏休み明けの始業式,子どもたちと顔を会わせ,教室に活気が戻ってくる楽しみが一番にあるのですが,同時に気がかりなのは
「夏休みの宿題の提出率」
です。
たくさん出した夏休みの宿題。
果たして子どもたちはどれほど済ませてくるのでしょう…!
感心な子はすべて終わらせてきます。
感心でない子も,なんとかがんばって済ませていることもあります。
そういった子たちには,自分で長い休みの間も計画的に(根性で)課題をやり遂げられたことを思い切りほめてあげたいですね。
そして,2学期のスタートが気持ちよくきれます。
が,問題は宿題を終わらせていない子たちです。
・・・・いるんですよねぇ
やっぱり。
よほど指導を徹底されていて,「提出率100%!」というクラスは例外ですが,たいていの場合,いると思います。
そこで
宿題を済ませていない子たちへの対応を考えて始業式にのぞむ!
ことが欠かせません。(若干弱気なことですが…)
始業式に避けたいのは
①全員が宿題を済ませていることを期待する
②済ませていない子たちの存在が明らかになる
③先生も,その子たちもがっかりする。
④先生は,予想外の出来事に場当たり的な説教をしてしまう。
⑤結果,2学期が暗いスタートになる
という悪い流れです。
これだけは2学期のスタートに絶対避けたいです。
だから,まず「宿題をしていない子は絶対にいる」という心構えからです。
そして「その子たちには・・・・ という指導をする」というプランをしっかり持っておくことです。
その指導は,
・ネチネチせず,スッパリと伝える
・「いつ,何を,どうする」ということに関して明確な課題を出す
・貴重な始業式の一日,指導はできるだけ短くする
・がっかりした顔を見せず,明るく指導する
といったことが大事かと。
特に「いつ,何を,どうする」という指導は,していない宿題か,別の課題を,どのように取り組ませ,サボってしまった分を取り返させるのかを,子どもの実態に応じて工夫して設定しましょう。
忙しい2学期に,子どもたちも何とかやり遂げられる課題を工夫します。
そうすることで,おサボりさんたちも含めて2学期を明るくスタートできます。
もちろん,この子たちは宿題に関して反省をしなくてはいけませんが,それと同時に,2学期を元気にスタートさせることも大事です。