夏休み後半になり,職員室も少しずつ慌ただしくなってきました。
旅行や帰省から帰ってきた先生たちも集まりだし,会議や研修,部会などが始まりだします。
出校日にやってきた子どもたちと同様で,まだ先生たちも頭の中は夏休みモードいっぱいで,ボケーっとしている人が大半です。(笑)
もちろん私もその一人(笑)
昨日は2学期にする研究授業に向けて指導案を提出しましたが,なんとなく検討会もスカスカな感じがしましたねぇ
さて
会議や研修をしていると,職員室の中でもそれぞれの先生の個性が表れます。
積極的に意見する人
ほとんどものも言わない人
共感的な立場の人
批判的な立場の人
いいこと言う人
言ってることが混乱をもたらす人
言い方が柔らかい人
言い方がきつい人
知的な人
知的でない人 ・・・・
いろんな先生がいて,一つの組織となるわけですが,その中での自分の存在や立場というものも意識してみたいですね。
自分はこの職員室内でどんな役割を果たしているだろうか。
まず気をつけたいのが
自分がボトルネックになっていないか!
ということです。
ボトルネックとは,「瓶の首の狭いところ」ということから,「組織の妨げになるもの」という意味で使われます。
学校の職員室で言うならば…
・消極的すぎて役に立っていない
・やる気がない
・意見が建設的でなく,害を及ぼしている
・利己的すぎて,組織の利益を考えていない
・仕事の力量が著しく低い
そういったことをする人を指すと思います。
職員室の組織の中で,自分がそんな存在になっていないかをいつも気をつけることは,組織の一員としての基本です。
恐いのは,仕事に一生懸命なのは分かるのですが,自分の殻にこもってばかりで,自分の存在というのを客観的に見れなくなっているときです。
けっこう,そういう先生って少なくないのかもしれません。
また,先生は頑固な人も多い。
いつも「俺流」「私流」でやってばかりで,それが組織の害になっていることに気付かない場合もあります。
もう一つ。
「スーパーボトルネック」
という言葉があります。
これは,仕事に関しては大変有能なのですが,それが強烈すぎて,逆に組織に馴染んでいない人のことを指します。
「10」しか戦力がないチームの中にいて,自分ができるからといっていつも「20」のことをいつも要求するのは,メンバーにとってはつらいことです。
そういう立場の人は,仕事ができるのに,やっぱりネックになってしまいます。