今日,本校では校務分掌の発表がありました。
直前まで二転三転した部分があり,今日の発表でも
「えっ」
ってものもありましたが,そんなこんなで本年度もいよいよスタートって感じです。
新しく転入してきた先生たち。
「右も左も分かりませんが…」
とごあいさつ。
私も前年度の係としていくつか引き継ぎをしました。
「ここは… こうするんですよ」
という説明に対して
「ご丁寧に,ありがとうございます」
と謙虚な先生もいれば,
「それって,~じゃないですか?前の学校では…」
なんて牙をむいてくるような先生も(笑)
どんな先生も,同じ職場の仲間です。
これからいい関係を築いていきたいと思います。
さて,この「引き継ぎ」に関して思うこと。
結論から
引き継ぎまできちんとできてこそいい仕事!
経験を重ねるたびに思いますね。
自分の仕事に一生懸命になれる先生はいい仕事をしている。
それはもちろんそうです。
そしてその先。
その先生はその仕事を他人にきちんと引き継ぐことができるか。
言葉を付け加えれば,その先生はその仕事を,学校のために,他人にきちんと引き継ぐ意識をもっているか。
そういうことだと思います。
自分がうまくやれればそれでいい。
自分の功績として認められればいい。
その次元までしか及ばない先生は,引き継ぎをいい加減にしてしまいます。
言うまでもなく,それはさびしい仕事の仕方です。
自分が「10」の仕事をしたならば,次の先生にはそれに乗っかって「11」以上の仕事をしてほしい。
そして学校をよりよくしてほしい。
そう思って仕事をできる先生でありたいものです。
それが,引き継ぎをどれだけしっかりとするかにつながってきます。
経験上,丁寧に引き継ぎ資料を作ってくださっている先生と,ほぼ引き継ぎをしない先生と,両極端にいることを知っています。
今年度の仕事が本格的にスタートした4月。
職員室のあちこちで念入りな引き継ぎが行われていると,いいですね。