小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

いよいよ動き出した新年度の仕事 まずは「引き継ぎ」

2012-04-03 21:43:46 | 教師の仕事術の攻略法

今日,本校では校務分掌の発表がありました。

直前まで二転三転した部分があり,今日の発表でも

「えっ」

ってものもありましたが,そんなこんなで本年度もいよいよスタートって感じです。

新しく転入してきた先生たち。

「右も左も分かりませんが…」

とごあいさつ。

私も前年度の係としていくつか引き継ぎをしました。

「ここは… こうするんですよ」

という説明に対して

「ご丁寧に,ありがとうございます」

と謙虚な先生もいれば,

「それって,~じゃないですか?前の学校では…」

なんて牙をむいてくるような先生も(笑)

どんな先生も,同じ職場の仲間です。

これからいい関係を築いていきたいと思います。

さて,この「引き継ぎ」に関して思うこと。

結論から

引き継ぎまできちんとできてこそいい仕事!

経験を重ねるたびに思いますね。

自分の仕事に一生懸命になれる先生はいい仕事をしている。

それはもちろんそうです。

そしてその先。

その先生はその仕事を他人にきちんと引き継ぐことができるか。

言葉を付け加えれば,その先生はその仕事を,学校のために,他人にきちんと引き継ぐ意識をもっているか。

そういうことだと思います。

自分がうまくやれればそれでいい。

自分の功績として認められればいい。

その次元までしか及ばない先生は,引き継ぎをいい加減にしてしまいます。

言うまでもなく,それはさびしい仕事の仕方です。

自分が「10」の仕事をしたならば,次の先生にはそれに乗っかって「11」以上の仕事をしてほしい。

そして学校をよりよくしてほしい。

そう思って仕事をできる先生でありたいものです。

それが,引き継ぎをどれだけしっかりとするかにつながってきます。

経験上,丁寧に引き継ぎ資料を作ってくださっている先生と,ほぼ引き継ぎをしない先生と,両極端にいることを知っています。

今年度の仕事が本格的にスタートした4月。

職員室のあちこちで念入りな引き継ぎが行われていると,いいですね。