小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

クラスの子たちに年賀状を書きますか?

2012-01-07 18:04:14 | 教師の仕事術の攻略法

先生のみなさん,クラスの子たちに年賀状を書きますか?

それぞれでしょうね。

書くにしても書かないにしても,いいも悪いもないでしょう。

ちなみに私。

初任の頃は,クラス全員の子たちに書いていました。

どうしようっかな~ って迷っていたときに,そばにいた先輩の先生が

「年賀状はみんなに書くよ。暑中見舞いはそうでもないけど。」

って言ったので,

「そんなもんですかぁ」

ってまねしてました。

その分大変でしたね。

子どもたちからはというと…  半分ぐらい返ってきたのかなぁ。

そのころは,年賀状を丁寧に出すことすら,担任としての一生懸命さをアピールする材料の一つだったように感じていました。

そして幾年かたち,全員に出すのはやめました。

ただし

「お世話になっているんだから,ぜひ出しなさい!」

なんて,子どもからの年賀状を待つ側になりました。(笑)

そういう正月ならでは行事を体験させたかったのか,単に子どもからの年賀状がほしかったのか。

言われれば素直な子たちは出してくれていましたね。

こちらからはその来た分に返すという形です。

そして今

「出しなさい!」

とも言わなくなりました。(笑)

子どもに限らず,年賀状をやりとりする相手をぐっと減らして,できるだけ簡素にしたいなと思うようになりまして。。。。

これも,年をとったことの表れでしょうか。

それでも感心な子たちはやはり送ってくれますので,それには返さないわけにはいきません。

年が明けてから,コンビニに年賀状を買いに走っています。

学校の先生たち,どれくらい子どもと年賀状のやりとりをしているのでしょうかね。

「したほうがいい!」「してはいけない!」

そんなことにガンとした理論を持っている人もいるかもしれませんが,私としてはどちらでも。

さて,

先生になってからの年賀状のやり取りで多いのが,

「年賀状の舞い戻り」

です。

出した年賀状が「あて所に尋ねあたりません」と帰ってきちゃうことです。

その原因はもちろん,その先生が転勤しているからです。

「あれ…,そういえば,『異動しました』のお便りが来てたっけ…」

だから

異動通知の送り主の住所はそのときに確実に控えておく!

マメな人なら当たり前にするのでしょうが,なかなかできないんですよねぇ…

多くの人がパソコンの年賀状ソフトを使っていると思いますが,春先,異動通知を受け取ったらすぐに,それに入力することですね。

でないと,年賀状が戻ってきたり,年賀状を書くときになって

「あれ?○○先生は転勤したんじゃなかったっけ?異動通知どこにやったっけ…」

と,家中を探しまわるはめになります。(私も何度したことか 笑)

先生に転勤はつきものです。

身近な先生も,毎年のように誰かがどこかへ異動しています。

頭で覚えておくのは難しいので,小まめにチェックしておきましょう。


新年の思い~実家のおやじに学ぶ~

2012-01-03 10:48:56 | 教師力UPの攻略法

2012年の幕開けです。

今年も当ブログ「小学生攻略法」をよろしくお願いします。

今年の正月は久しぶりに実家に帰省しました。

やっぱり、久しぶりでも、みんな年はとっても、家族は家族。

いいものですね。

ごちそうとお酒で連夜話がはずみました。

うちのおやじは自営業を営んでいます。

広告代理のようなお仕事です。

若い時代の会社での経験を生かして、今では自分ひとりで経営から営業までしています。

もうけっこうな年なのに、まだまだ外を走り回ってがんばっている姿に、私もいい刺激をもらっています。

たまに会って、仕事の話を聞くのを楽しみにしています。

世間の大不況はもちろんおやじの仕事にも影響があるようで、広告の契約数が落ちないようにがんばっているところだそうです。

おやじのいろんな話を聞くたびに、社会人、仕事人として学ぶことがあるように感じています。

私は学校の先生で畑が全然違うのですが、社会人、仕事人として大切なことは共通しているように思います。

そんなおやじが正月早々新しいアイディアを思いつきました。

長年やってきた営業手法に、新しいパターンを取り入れるということ。

その話を聞いて、家族みんなも

「なるほど~」

「~っていうのはどう?」

なんて盛り上がりました。

「うまくいくといいね」と言いながら、明日からの仕事にのぞむそうです。

こういうところ、私も学ばなければいけないなと感じました。

教育は商売ではないから、どこかと競争することもないし、給料に影響があるわけでもない。

おやじの仕事の厳しさとは比べられないものかもしれません。

でも、教育も変わっていかなくてはいけません。

よりいいものを求めて常に試行錯誤してべきです。

そして、明日から実践し、子どもの姿にして表してみせる。

そんな仕事をしていきたいものです。

2012年。

スタートとともに一つ気持ちを引き締めることができました。