クロスカントリーはちょっとだけやったことあるのですが,ある意味アルペンスキーより体力要るし汗かきます。「パシュート」という種目は初めて知りました。2本のスキーを揃えて滑るクラシカルと,板を自由に動かしてよいフリーとの2種類を15kmずつ連続して行うもの。昨日から今日にかけて,男女それぞれ。録画ですけどほとんど観てしまいました。
とにかく映像が素晴らしかった。アルペン競技では急斜面を滑ってゆく選手たちの姿(フォーム)がひたすら美しかったけれど,このクロスカントリーは選手を含めた周囲の景色が美しかった。
遠くには雪をかぶった漆黒の山々。真っ白な雪。黒い針葉樹の中を滑ってゆく選手たちの鮮やかなウェア。力強く滑る姿も勿論。スキーが雪面を滑る音も聞こえてきました。
カメラワークというかアングルも良かった。地上の固定カメラ以外にもバイクみたいな雪上車に載せたカメラがあって,これが殆どブレずに選手たちを横からの至近距離で捉えていた。他にもコース脇のレールを滑ってゆくカメラや,空からの映像も綺麗だった。
観衆の熱い声援も良かったな。なぜかカウベルを鳴らしてました。この競技,ヨーロッパでは毎年世界選手権が行われているのですね。今まで知らなかった世界を見たような気がしました。