そんな訳で10/8(土)の第二部は,常陸太田の町屋宿にある煉瓦作りの旧変電所のイチョウまつりへ行くのです。
水の豊かな里川には,現在も小規模な水力発電所が四つもあり,それぞれが稼動中です。この変電所はその昔,常陸太田へ電気を送るものてして使われていました。
現在は地域の集会所として使用されていますが,その脇にある銀杏の葉がが色づく11月の第二土日に開かれるのがこのまつり。
周囲には手作りの行灯が沢山,沢山並んでいます。行灯には地域の小学生や幼稚園生が思い思いの絵やメッセージをを書いています。
岩手県大槌町の子供達が書いた絵もありました。目を引いたのは「ぼくらはくじけない。負けないぞ。大槌町」というシンプルで力強い文字。幾つの子が描いたのだろう?これだけで強い意志を感じますね。
出店のコーナーも,地元の人たちだけです。地元の造り酒屋,檜山酒造さんとか,喫茶店とか,自然薯研究会のおじさん達とか,けんちんうどんや蕎麦を売るおばさん達とか,野菜を売る農家の人たちとか,焼き物=陶器を売るお店とか,そういう人たちだけです。
それにしてもこれだけ沢山の行灯に火を点けるのは大変だったろうな~。
「河内の文化遺産を守る会」によって運営されている手づくりのまつり。とてっも好きです。今年の文字は「結」でした。
また来年が楽しみ。