『死に行く者への祈り』 2009-11-27 | 映画 『死に行く者への祈り』は87年公開のイギリス映画。主演はミッキー・ローク。あれは確か15年くらい前のこと。当時親しかった美大出の友人が「隠れた名作」といって教えてくれた。IRAの元メンバーで殺し屋としてしか生きることのできなかった孤独な男と,偶然知り合った神父との友情,懺悔と許し。そして盲目の少女との愛を描いた作品。最後にミッキー・ロークが爆弾で崩壊する教会のマリア像にしがみついて堕ちてゆくシーンは脳裏に焼きついている。そして地面で息絶えようとする彼に急いで寄り添って祈る神父。罪を犯したテロリストも死の間際において救済されたということか。ならばそれが観た者への救いでもある。 « 『白い恐怖』 | トップ | 夜ラン33㎞。 »
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