<ネパール地震死者5000人超 72時間経過、救助進まず>産経新聞 4月29日(水)7時55分配信より一部引用
AP通信などによると、ネパール国内に加え、近隣のインド、中国などを含めた犠牲者数は5千人を超えた。28日昼(日本時間同日午後3時11分ごろ)には、生き埋めになるなどして水や食料を摂取できない場合、生存率が急激に下がるとされる災害発生から72時間が過ぎ、犠牲者数が増大する恐れがある。
刻々と被害が拡大していく辛さは痛い程知っている。
ビンディ
一人でも多くの救出を、少しでも多くの救援を
日本からも続々と救援隊が向かっている。
<日本の緊急援助隊が現地入り 救助犬使い捜索>テレビ朝日系4月29日(水)5時58分配信より一部引用
大地震で甚大な被害が出ているネパールに日本の国際緊急援助隊が到着し、早速、捜索活動に取り掛かりました。
国際緊急援助隊・萩森義男中隊長:「崩れたものが覆いかぶさっているので、それを排除するまで頑張りたい」
70人態勢で28日に現地入りした緊急援助隊は、ヒンズー教の寺院が多く倒壊した市の中心部で、救助犬を使った捜索活動を始めました。
以前「人を導くもの(3/9)」でも書いた「天空の犬」「ハルカの空」(樋口明雄)は、東日本大震災のとき南相馬で救助犬として活動した犬とハンドラーが山岳救助に舞台を移して活躍する話だが、犬が災害救助で活躍する歴史は長い。古くはヨーロッパアルプスで遭難者を救助する役目を犬がおっており、そのコンセプトを受けた鞄屋さんが日本にもあるほどだ(参考、犬印鞄製作所のHPより 昭和28(1953)年、戦後間もない物資のない時代に犬印鞄製作所は商標登録されました。アルプスの救助犬が人命を救うためその首に付けている小さな樽を大事に運んでいたように、私たちの作った鞄が“お客様の大切な荷物をしっかり守れるように”という思いを込めて、鞄に寄り添う犬のマークを現在まで使っています。)
人に寄り添い人の命を守ってきたワンコ、ネパールでも頑張ってくれ!
もちろん活動しているのはワンコだけではない。
<ネパール地震>自衛隊第1陣の医官ら21人が出発 毎日新聞 4月29日(水)1時21分配信より一部引用
国際緊急援助隊の自衛隊約110人のうち、第1陣の医官ら21人が29日未明、東京・羽田空港から出発した。ネパールで医療援助活動を行う。医療活動に必要な物資などを航空自衛隊の輸送機で運ぶ任務も始める予定。
ビンディ
一人でも多くの救出を、少しでも多くの救援を
四川省地震のとき、助けられなかった遺体に黙祷を捧げる日本人救援隊の姿を見て、日本人の死者を悼む心を知り、日本人への認識を新たにした中国人もいる、とニュースでいっていた。
古くはトルコ船が難破して日本にたどりつきたとき、日本人の対応が親切であったことから、トルコは今でも親日国家だという例もある。
我が国も、東日本大震災で多くの国の支援を受けた恩義を忘れてはいない。
「我が軍」とかいう意見もあり、それを世界規模で展開させる案が進んでいるようだが、世界規模で迫っている危険は人的なものより自然災害であり、「我が軍」が世界規模で活動するのは実際のところ、災害救助という場面かもしれない。
21世紀にはいり、スマトラ沖地震、四川省地震、ハイチ地震、東日本大震災とM8を超える巨大地震は次々と起こっている。
世界では、この一週間だけでもチリやコスタリカで大規模な噴火があり、日本では桜島の噴火が史上3番目のペース(今年だけで噴火400回)だという。
そして、ネパールの大地震。
当事国だけでは対応できない規模の自然災害が、これだけ頻発しているにもかかわらず、人間同士が揉めている時代ではないのではないか。
それは、地球規模で活動期に入った地殻変動の問題だけでなく、感染症の問題でもいえる。
昨年はエボラの猛威に世界中が恐れ戦いた一年だったが、つい最近ではナイジェリアで24時間以内に死亡するという「謎の病」の発生がニュースになっていた。
国vs国、国民vs国民、民族vs民族、宗教vs宗教 という時代ではもはやないのではないか。
人間が一致団結して立ち向かわなければ、巨大な自然災害にも、猛威を振るう感染症にも立ち向かえない。
そのあたりのことを雅子妃殿下はお誕生日のお言葉で何度か述べておられる。
雅子妃殿下のお言葉の重みを胸に、お天道様のご機嫌を伺いつつ夏野菜の準備を進めたり、噴火や感染症の本を読んだりして過ごす連休になりそうだ。
AP通信などによると、ネパール国内に加え、近隣のインド、中国などを含めた犠牲者数は5千人を超えた。28日昼(日本時間同日午後3時11分ごろ)には、生き埋めになるなどして水や食料を摂取できない場合、生存率が急激に下がるとされる災害発生から72時間が過ぎ、犠牲者数が増大する恐れがある。
刻々と被害が拡大していく辛さは痛い程知っている。
ビンディ
一人でも多くの救出を、少しでも多くの救援を
日本からも続々と救援隊が向かっている。
<日本の緊急援助隊が現地入り 救助犬使い捜索>テレビ朝日系4月29日(水)5時58分配信より一部引用
大地震で甚大な被害が出ているネパールに日本の国際緊急援助隊が到着し、早速、捜索活動に取り掛かりました。
国際緊急援助隊・萩森義男中隊長:「崩れたものが覆いかぶさっているので、それを排除するまで頑張りたい」
70人態勢で28日に現地入りした緊急援助隊は、ヒンズー教の寺院が多く倒壊した市の中心部で、救助犬を使った捜索活動を始めました。
以前「人を導くもの(3/9)」でも書いた「天空の犬」「ハルカの空」(樋口明雄)は、東日本大震災のとき南相馬で救助犬として活動した犬とハンドラーが山岳救助に舞台を移して活躍する話だが、犬が災害救助で活躍する歴史は長い。古くはヨーロッパアルプスで遭難者を救助する役目を犬がおっており、そのコンセプトを受けた鞄屋さんが日本にもあるほどだ(参考、犬印鞄製作所のHPより 昭和28(1953)年、戦後間もない物資のない時代に犬印鞄製作所は商標登録されました。アルプスの救助犬が人命を救うためその首に付けている小さな樽を大事に運んでいたように、私たちの作った鞄が“お客様の大切な荷物をしっかり守れるように”という思いを込めて、鞄に寄り添う犬のマークを現在まで使っています。)
人に寄り添い人の命を守ってきたワンコ、ネパールでも頑張ってくれ!
もちろん活動しているのはワンコだけではない。
<ネパール地震>自衛隊第1陣の医官ら21人が出発 毎日新聞 4月29日(水)1時21分配信より一部引用
国際緊急援助隊の自衛隊約110人のうち、第1陣の医官ら21人が29日未明、東京・羽田空港から出発した。ネパールで医療援助活動を行う。医療活動に必要な物資などを航空自衛隊の輸送機で運ぶ任務も始める予定。
ビンディ
一人でも多くの救出を、少しでも多くの救援を
四川省地震のとき、助けられなかった遺体に黙祷を捧げる日本人救援隊の姿を見て、日本人の死者を悼む心を知り、日本人への認識を新たにした中国人もいる、とニュースでいっていた。
古くはトルコ船が難破して日本にたどりつきたとき、日本人の対応が親切であったことから、トルコは今でも親日国家だという例もある。
我が国も、東日本大震災で多くの国の支援を受けた恩義を忘れてはいない。
「我が軍」とかいう意見もあり、それを世界規模で展開させる案が進んでいるようだが、世界規模で迫っている危険は人的なものより自然災害であり、「我が軍」が世界規模で活動するのは実際のところ、災害救助という場面かもしれない。
21世紀にはいり、スマトラ沖地震、四川省地震、ハイチ地震、東日本大震災とM8を超える巨大地震は次々と起こっている。
世界では、この一週間だけでもチリやコスタリカで大規模な噴火があり、日本では桜島の噴火が史上3番目のペース(今年だけで噴火400回)だという。
そして、ネパールの大地震。
当事国だけでは対応できない規模の自然災害が、これだけ頻発しているにもかかわらず、人間同士が揉めている時代ではないのではないか。
それは、地球規模で活動期に入った地殻変動の問題だけでなく、感染症の問題でもいえる。
昨年はエボラの猛威に世界中が恐れ戦いた一年だったが、つい最近ではナイジェリアで24時間以内に死亡するという「謎の病」の発生がニュースになっていた。
国vs国、国民vs国民、民族vs民族、宗教vs宗教 という時代ではもはやないのではないか。
人間が一致団結して立ち向かわなければ、巨大な自然災害にも、猛威を振るう感染症にも立ち向かえない。
そのあたりのことを雅子妃殿下はお誕生日のお言葉で何度か述べておられる。
雅子妃殿下のお言葉の重みを胸に、お天道様のご機嫌を伺いつつ夏野菜の準備を進めたり、噴火や感染症の本を読んだりして過ごす連休になりそうだ。