上高地帝国ホテルを思い出すお味に・・・

義兄からお土産が届いた。

上高地からの贈り物

チョコレートとクッキーの詰め合わせ。
赤い屋根が懐かしい。
今から34年前、結婚する前の年。
オリーブ(女房殿)の主治医から彼女の病気を考えると子供は諦めてくださいと言われて、夫婦二人で人生を謳歌しようと行った避暑地のひとつが上高地帝国ホテル。
あの頃は宿泊者は自分のクルマでホテルまで行けたんだ。
夏が終わり、枯れ葉が舞い散る中、ゆっくりとハンドルを切って。
確かオーディオからMikeReno&AnnWilsonの「Almost Paradise」が流れていた。
静かに流れる時間を愛しみながら。
それから8年後 神様からの授かりモノ、娘を。
大変な思いもしたけれど、
あの病院に巡り合たのが奇跡。
おいらの手を離れる時までは、神様からの預りモノ。

その時は甘い味？苦い味？
どんな味に。

ご馳走さまです。