何が新しい日常か？

私は小池知事を全面的に支持しているが、
今日の会見はよく理解できなかった。

GoToキャンペーン、
東京都は高齢者に自粛を呼びかける
というものだ。

一旦、すべてを中断しなければ、
まずいのではないか。

政府は感染が拡大しても、
経済をまわすためにはやむを得ないという立場だが、
今の状況では経済もまわらない。

仙台2日目。
外出を自粛し、コンビニで食材を買い込んで
一人、部屋で飲んでいる。

この状況なら、全国どこへいっても同じだ。

東京都の新規感染者数が、
1週間連続で100人以下になるまでは
出張先での外飲みは控えようと
自分のなかでは決めている。


今年の流行語大賞は「三密」になった。

確かに、繰り返し耳にした言葉ではあるが、
改めて、流行語大賞だといわれても
歓迎はできない。

新型コロナ社会は、誰が悪いのでもない。

だが、誰かを悪者にしなければ
収まらないようなストレスが蔓延している。

このウイルスの恐ろしさはそこにある。


本日より師走。

例年なら、一年間の感謝の気持ちを伝えるため、
カレンダーを持って挨拶にまわるが、
今年は郵送だ。

新しい日常というものが、
単に、人と人との接触機会を削減することで完結してはいけない。

これからはますます、人の温かみが
必要かつ大切な社会になる。

相田みつをのような、
深みのある暖かい表現ができる人間になりたい。