作詞家:松本隆。
彼の詞はどこかモノ哀しいが、
けっして暗さはなく、不思議な色彩を保ちながら
あか抜けている。
例えば、Sweet Memories 赤いスイートピー(曲:ユーミン)
冬のリビエラ 君は天然色(曲:大瀧詠一)
確かに作曲陣とのコンビネーションの賜物であることはそうなのだが、
松本隆の詞だから曲も生きる。
結果、心に染み入る歌になるのだ。
作詞は言葉だ。
私も歌を作っていたので、
彼がどのような言葉に触れてきたのか、
本を読んできたのか、
とても興味があった。
もう30年以上前になるが、
何かの雑誌に彼のインタビュー記事が載っていた。
その中に、好きな書籍としてヘミングウェイの短編集があった。
なるほど、ヘミングウェイを読めば
あんなあか抜けた歌詞が浮かんでくるかも・・
などと、勝手に想像していた。
私はヘミングウェイを読んだことがなかった。
そもそも洋物は苦手だった。
歴史は世界史より日本史。
地理も世界より日本が好きだった。
小説に出てくる人名や地名など、
横文字や長いカタカナ名がでてくると頭が混乱するのだ。
それでも思い切って書店へ行き「ヘミングウェイの短編集」を買った。
気合を入れて読み始めたが・・・
数ページで頭がついて行かなかった。
あれから数十年・・・縁あって、
ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を読んでいる。
高見浩氏の訳が入りやすいのか、
今、ウクライナで起こっている戦争が重なっているのか、
自分でもよくわからないが、
今回は最後まで読み通せそうだ。
ヘミングウェイの文章には
あざやかな旋律を感じる。
<松本隆作詞の一覧リスト Uta-Net>
彼の詞はどこかモノ哀しいが、
けっして暗さはなく、不思議な色彩を保ちながら
あか抜けている。
例えば、Sweet Memories 赤いスイートピー(曲:ユーミン)
冬のリビエラ 君は天然色(曲:大瀧詠一)
確かに作曲陣とのコンビネーションの賜物であることはそうなのだが、
松本隆の詞だから曲も生きる。
結果、心に染み入る歌になるのだ。
作詞は言葉だ。
私も歌を作っていたので、
彼がどのような言葉に触れてきたのか、
本を読んできたのか、
とても興味があった。
もう30年以上前になるが、
何かの雑誌に彼のインタビュー記事が載っていた。
その中に、好きな書籍としてヘミングウェイの短編集があった。
なるほど、ヘミングウェイを読めば
あんなあか抜けた歌詞が浮かんでくるかも・・
などと、勝手に想像していた。
私はヘミングウェイを読んだことがなかった。
そもそも洋物は苦手だった。
歴史は世界史より日本史。
地理も世界より日本が好きだった。
小説に出てくる人名や地名など、
横文字や長いカタカナ名がでてくると頭が混乱するのだ。
それでも思い切って書店へ行き「ヘミングウェイの短編集」を買った。
気合を入れて読み始めたが・・・
数ページで頭がついて行かなかった。
あれから数十年・・・縁あって、
ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を読んでいる。
高見浩氏の訳が入りやすいのか、
今、ウクライナで起こっている戦争が重なっているのか、
自分でもよくわからないが、
今回は最後まで読み通せそうだ。
ヘミングウェイの文章には
あざやかな旋律を感じる。
<松本隆作詞の一覧リスト Uta-Net>