この桜並木はマンション敷地内。
平成30年3月28日にカメラに収めた「豊かに美しく花を咲かせた桜の木々の様子」です。
ところが、今日9月6日・・・こんなにも無残な姿に。
4日に関西を襲った台風21号の爪痕です。
道行く人々が思わず息を呑み「足を止めて」涙ぐむ!
街中で管理し、大切に育ててきた桜たち。
無防備なものたちを総なめして、立ち去った台風。
天災の恐ろしい爪痕だけを残して、挨拶もなく立ち去りました。
敷地内の遊水池・・・池の畔に自生した「樹」ぼっきりと折れて池の中に!
フェンスとコンクリとの、わずか20㎝ほどの隙間から「40年」近く、
春には芽吹き、夏には緑に茂り、秋には実をつけ
イカルたちの餌場になっていた・・・名も知らぬ「樹」
今朝、クレーで釣り上げられ、チェーンーで引かれ
その後、粉々に砕かれて去って行きました
・・・もし木々が語る言葉を持っているとしたら
何を言い残しただろう・・・・
歩いて二分ほどの所にある「お稲荷さんの鳥居」
無残!
8月に訪ねた伏見は大丈夫だったかしら?
紅葉の名所・東福寺も沢山木々が倒れたとか!
遠目で見ると「こんもりとした林」であった「稲荷山」
右端、枝が折れ、遠くのマンションが透けて見えます。
この地が元々は山であった。そのことを物語ってくれる。残された林の一部です。
この池も元から此処にあった池です。
昨年は全面「ホテイアオイ」に覆われていたのですが、今年は???何処へ?
池の面は、何事もなかったようにマンションの姿を静かに写していました。
通りすがりのお若く美しい女性、写真を撮っている私に声をかけて下さいました。
彼女→「平成最後の年」災害の多い年になりましたね~~
私→色んなことがありましたね~~
暫く立ち話。。。これ以上ひどい事が起きないと良いですねエ~~と、
自然の驚異の前。人はいかに無力であることか、と語り合ってお別れしました。
今日の備忘録でした!
本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・