中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 1002 平成最後の年の夏・被災の備忘録!

2018年09月06日 19時14分46秒 | 日記

この桜並木はマンション敷地内。
平成30年3月28日にカメラに収めた「豊かに美しく花を咲かせた桜の木々の様子」です。

ところが、今日9月6日・・・こんなにも無残な姿に。
4日に関西を襲った台風21号の爪痕です。

道行く人々が思わず息を呑み「足を止めて」涙ぐむ!
街中で管理し、大切に育ててきた桜たち。

無防備なものたちを総なめして、立ち去った台風。
天災の恐ろしい爪痕だけを残して、挨拶もなく立ち去りました。

      
      敷地内の遊水池・・・池の畔に自生した「樹」ぼっきりと折れて池の中に!
      フェンスとコンクリとの、わずか20㎝ほどの隙間から「40年」近く、
      春には芽吹き、夏には緑に茂り、秋には実をつけ
      イカルたちの餌場になっていた・・・名も知らぬ「樹」
   
      今朝、クレーで釣り上げられ、チェーンーで引かれ
      その後、粉々に砕かれて去って行きました
      ・・・もし木々が語る言葉を持っているとしたら
      何を言い残しただろう・・・・
      

      歩いて二分ほどの所にある「お稲荷さんの鳥居」
      無残!
      8月に訪ねた伏見は大丈夫だったかしら?
      紅葉の名所・東福寺も沢山木々が倒れたとか!
      
  
      遠目で見ると「こんもりとした林」であった「稲荷山」
      右端、枝が折れ、遠くのマンションが透けて見えます。

この地が元々は山であった。そのことを物語ってくれる。残された林の一部です。


この池も元から此処にあった池です。
昨年は全面「ホテイアオイ」に覆われていたのですが、今年は???何処へ?

池の面は、何事もなかったようにマンションの姿を静かに写していました。

通りすがりのお若く美しい女性、写真を撮っている私に声をかけて下さいました。
彼女→「平成最後の年」災害の多い年になりましたね~~
私→色んなことがありましたね~~

暫く立ち話。。。これ以上ひどい事が起きないと良いですねエ~~と、
自然の驚異の前。人はいかに無力であることか、と語り合ってお別れしました。

今日の備忘録でした!

本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする